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2010/8/30 BRM904千葉600km(喜多方)試走・その1

 

両日ともに予想最高気温35℃という未経験状況の600kmを試走し、おそらくは運良く生還できました。遅いレポートで走行してから時間が経ってますが、写真が沢山あるのでわりといろんなことを思い出せます。

PC1(益子)まで

数日前まで夜スタートであることを失念しており、当日までにあわてて準備(コース予習・自転車準備等)。前日は仕事終了後1時間程度横になったが眠れなかった。近いの自走でスタート地点まで。


道の駅しょうなんを0時スタート。

利根川を渡る橋での一枚。キューシートがズレ落ちていることに注目・・

R6からの分岐の下り坂にて、キューシートが表側の1枚のみ(2枚に見えるがA4折り畳み)になっており、それ以外はすべて風圧で吹き飛ばされたことに気づき愕然とする。いつもはクリップで留めているのだが、留め忘れorz ルートを全て覚えているはずもなく、今までのブルベ中で最速DNFの危機! 家に戻ってキューシートを印刷する?>ダメだPC1までに確実に間に合わない。キューシートを探しに戻る?>PC1クローズに間に合うかギリギリになるだろうし、全てのキューシートが見つかるかどうかわからない。ではどうする?>PHSでキューシートファイルをダウンロードして見ながら走ればいい!

というわけで、ルートを覚えている一部区間を除いては、ポイントごとにPHSを起動させてキューシートを確認しながら走る。通信を停止して電池の消耗を抑えるが、電池が切れたらDNFのサドンデス。(SNSの書き込みによる助言で、キューシートをデジカメで撮影すればいいということを知ったのはゴールにて)

りんりんロードの入口。見つけにくいかと思っていたが、街灯がありわかりやすくて良かった。

一山越えて、栃木県益子町へ。

真岡鐵道線・益子駅。

夜が明けるにつれ少しずつ温度が上がってくるが、まだそんなに暑くない。

PC1到着。
PC2(白河)まで

工事箇所。夜間は工事をしていないので、路面が剥がされたところではなく、歩道よりの舗装が残っている所を走る。

那須烏山あたり。なんとなく東屋やベンチに目が行く。今年の夏は酷暑なので、自転車で走る分には晴れよりは曇り、曇りよりは雨がいい。今のところは曇りで助かっている。曇りというより霧か。

川が近いので朝霧のようだ。

太陽。もう結構高いところにある。

川が鳥居をくぐっている。

暑くなる前に神社の水場で体にふりかけるための水を補給。

PC6のローソンに気づいたので、撮っておく。

道はゆるやかな登り。だんだん風景に山が増えてきた。

低木が刈り込まれているオブジェ。鶏?

雲は出ているが、それなりに蒸し暑いので自販機で飲み物を補充しつつ走る。中にはこのように虫の住処になっていることも。死骸を払い落とし、中身をボトルへ。

境の明神峠(でいいのかな?) の栃木側の明神様・玉津島神社。

福島に入ると、だんだん雲が晴れて暑くなってくる。

少し迷って(ルートの左右を勘違い)PC2に到着。これからの暑さにそなえて塩分補給。
PC3(喜多方)まで

このブルベ前半と終盤は平地基調だが、PC3からPC6あたりの中盤までは実はけっこうな山岳区間(勢至堂トンネルとその前後、裏磐梯、土湯峠、平田村から石川広域農道、途中峠)。つまりPC3を出たらアップダウン開始。

天栄村の盆地区間。日差しを遮る物が無いか、

有ってもあまり涼しくない。

国道が曲がるポイントを少し行き過ぎて引き返す。たしかここでミスコースするのは二度目だ。

登坂車線。

馬尾の滝に降りて水浴びしてリフレッシュ&グローブ等を洗濯。雨後は増水の危険があるので降りない方がいいのうだろう。炎天サイクリング中の水浴びの気持ちよさは異常w


勢至堂トンネル到着。以前みかけた木イチゴは成ってなかった。替わりにゴミが少し落ちていて、なんか悲しい。

山王坂トンネル手前。手前に置いてあるのは、前PCで買ったフローズンボトル。シートポストバッグに入れておいたのだが、暑くなってきたのでジャージのポケットに差す。トンネル内にて、ポケットのボトルの位置の収まりが悪いので後ろ手に直していると突然ハンドルが曲がる! 曲がった反対方向に一回は振り返したものの、結局回復できず、地面にぶつかる反動を増やしただけだった。前方から車が来ていたので痛みに耐えて歩道に退避。何を踏んで滑ったのか、路面を見てみるが怪しいものは落ちていない。自転車を見てみると・・

ブラケットが曲がるのは転倒時の常として、ハンドルというか「ステムのフォークコラム固定部分」が曲がっている!? 走行前にサドルを1cm上げており、走行中には「慣れないサドル高で、後ろポケットの中身を直すために片手運転をしていてバランスを崩した」のだと思っていた。だが、今までのもっと速度が出ているときの転倒時(複数回あり)にさえ、ステムは曲がらなかった。今回、サドルを上げたのと同時にハンドル位置を上げたが、その際にステムの固定ボルトの締め具合が甘かったのが、この転倒の原因ではないかと思う。そうすると・・・たまたま後ろポケットをいじるために徐行(文字通り5km/h程度の徐行)中にステムが曲がって落車したのは不幸中の幸い。トンネルを出て降りのスピードが出ている最中にステムが曲がったら・・・・・  PC3でフローズンボトルを買ったのは、かなりラッキーだったかもしれない。

地面に強かに肘を打ち付けたようで痛い。骨が痺れているような感覚。肩も少し打った。頭はヘルメットで無事。さて自転車を直さなくては・・ 暗いのでトンネル出口に向かうと・・

温室効果で暑い。仕方がないのでトンネル内に引き返し、ヘッドライトを点灯し、ステムを固定し直す。引き上げボルトが完全にゆるんでいた。ニップルを回して振れを取ろうとするが、取れない。回転方向を勘違いしていたからだが、帰宅後本を見ながらやってもなぜか直らなかった。ブラケットも元に戻す。肘は擦り傷でもあるらしく、血がしみ出す。

道なり右折の┳字路の自販機にてドリンクを補充。Yショップがあった気がする。

カーボンだけど黒森トンネル。手前は平地同然で、いつのまにかトンネルについていた感じ。

道は蕎麦畑を突っ切る。

遠くに見えるが磐梯山だろうか?

喜多方への降り。左手に仏像のようなものが見えたが、草に隠れてうまく撮れなかった。

夏の盆地は暑い。


日橋川(にっぱしがわ)を渡り、

喜多方市へ。旧道の市街地に入ると、暑さに加えてそこそこ信号ストップもあるのでペースダウン。ラーメン屋が多数あり、適当なところで食べようと立ち止まったが、PCの道の駅で食べてレシートを貰おうと再出発。喜多方市内、特に新道区間は地面からの照り返しで脚に熱さを感じた。暑さに追い立てられるようにPC4である道の駅・喜多の郷へ。

ラーメンバーガーなどの変わったメニューがあったが、スタンダードにラーメン大盛りを注文。

けっこう量が多かったが、いつもどおり完食。スープに加えて、ラーメンが来るまでに水を飲みまくりだったけど、入るのに比べて出て行く水分のほうがずっと少なかった。

値段もリーズナブル。おいしゅうございましたm( __ __ )m

つづく

記2010/10/31
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