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2010BRM1002埼玉600kmアタック日本海・前半

 

去年は都合がつかなかったのですが、今年はアタック日本海600kmに参加できました。

スタートまで

今回のブルベは6時スタートと7時スタートがあり、なんとなく遅い方がいいかなと7時スタートで申し込み。路線検索でちょっと調べてみたところ、始発輪行で通常のスタート時間からは遅れるが、スタートのクローズ時間には間に合いそうなので、始発輪行を選択(他には終電輪行+前泊や自走という選択肢も一応ある)。ちょっと乗り換え時間がギリギリ。今まで越生駅と東毛呂駅で下車したことはあるので、今回はなんとなく武州唐沢駅で下車。多分ここが一番スタート地点のゆうパークおごせに近い。しかし手前の東毛呂駅で2分ほど停車していたので、総合的には東毛呂駅で降りるのが一番速いかも。


今まさにスタートしたばかりのみのいちさんとすれ違い受付へ(手を振って撮り忘れw)。リュウさんがノールック左折巻き込みを食らって、ホイールの故障でDNSになった話を聞く。帰宅時輪行用の着替え等の入ったリュックを預けたけど、今回のブルベは月曜日が休みでは無く、二日目のうちに帰宅する必要があったため、輪行袋をシートポストバッグに入れる。あくまで保険代わりなのでエンド金具はリュックの中へ。手荷物を預かってもらえ、そのぶん少し軽い状態でサイクリングできるのはありがたい。正規のスタート時間、というのは変かな? 言い換えて「スタートのオープン時間」から20分後ぐらいに出発。自分が最終スタートなのかは不明。
PC1(渋川)まで

駅からスタート地点に来るまでコンビニに寄る余裕が無く、補給食のパンは持ってきたもののドリンクボトルが空っぽなので、途中の自販機で停止して補充。

ポイント19消防署南交差点は進行方向右手前にシェル石油がある。次回同じルートを走るときのために覚えておこう(写真省略)。今回のブルベルートは去年の埼玉1000kmのルートと途中まで一緒だし、後半も二度上峠からは何度か走ったルートなので、土地勘があって気楽。

途中車の流れが微妙に遅くなった区間があり、安全な車間距離を確保した上で車の流れ(約45km/h)に乗ってみたが、数分でバテる(自業自得)


あ、Sさんだ! 今年もいろんなブルベを結構走られている模様。しかし、ついさっき左折巻き込みを避けて転倒したとか・・・ 幸運なことに体も自転車もかすり傷らしい。自転車側は(特に交差点内では)なるべく自動車の死角に入らないようにしたほうがいい。車の運転者は、教習所で教わるとおり、曲がる前はウィンカーとミラー確認と側面の黙視確認をしっかりする必要がある。若葉マークよりも運転が下手な(危険な)車は実はけっこう多い。教習所の教官に権限を渡して抜き打ちで取り締まりさせれば、日本の道路はもっと安全になるかも・・などと妄想したことがあるw(自分も捕まる可能性は棚に上げておく)

この前後で、千葉ブルベや宇都宮ブルベで何度かお会いしたことがある、FELTのトライアスロンバイクの方とキャンピングの二人組とすれ違う。ブルベの世界はけっこう狭いような気がするし、一方で今年からの新しい参加者も多い気もする。


長い平地区間が終わり、アップダウンが始まったあたりでオダ埼トレインを追い越す。

PC1到着。左から、みのいちさんの次&自分の前にスタートした参加者のバイク、Sさんの GIANT OCR Alliance(細かい種類は不明)、自分のFELT Z45。ここで事故の件についてSさんに詳しく話しを聞いたり、今年のブルベについて話したり、たっぷり補給したり。
PC2(魚沼)まで

中山峠へ。急な登りで腹が重い。日差しはあるのだが、先月と打ってかわって風が涼しいのは助かる。

中山峠・・・と勘違いした場所。この後少し降って登りが続く。

三国街道らしい。

やっと中山峠到着。

刈り入れの跡。

登坂車線1。

登坂車線2。

赤根峠(トンネル)到着。降ったあとは国道17号と長いつきあい。

眠くて仕方がないので赤谷湖のパーキングで昼寝しようとしたら先客の参加者がw やはり眠いとのこと。

こういう大型ベンチは昼寝に最適。20分横になる。なんとなく起きてみると、誰かが遠ざかる気配がして、そのまま車に乗っていった。・・・。何も盗まれていないか確認した後出発。気のせいだといいのだが。軽量化したのち出発。

すぐにあった進行方向左側のローソン。ここからしばらくコンビニは無かった気がする。

秋で涼しいし、晴れているしで、けっこうな自転車日和。

遅いスタートだったり仮眠したりだけど、たまに参加者とすれ違う。前方の大型ダンプの側方車間距離は素晴らしい。その先が左カーブなので心配になるぐらい。

スノーシェッド。

三国トンネル。

このトンネルは幅が狭い。写真はトラックが行き違いをした直後。後ろから見ていて、荷台上方なんかは特にギリギリだっった。今回、サドルを手持ちの中でもっともクッションの厚いタイプに交換したからか、トンネルの路面が特に悪かったという記憶が無い。

新潟県へ。

ここまでは順風満帆異常なしだったのだが、気が付いたらリアが変速しない。またワイヤー切れか?と思って停止してみると・・

ほつれ1。

ほつれ2。

でもってリアはロー固定。これは未経験ジャンルのトラブルだw

原因は・・・多分これ。ブルベ前夜に作ったキューシートケースの取り付け方法。四隅をシフトケーブル2カ所とハンドル2カ所にタイラップor輪ゴムで固定していたのだが、降りの強風を受けてシフトケーブルに強い力が加わってしまったのだろう。

応急処置というかこれ以上悪化させないために、シフトワイヤーに固定していた輪ゴムを引きちぎる。すこし走った後で、キューシートケースの上を向く側が今までと裏表反対になったことに気づき、キューシートを裏返す。

しばらくリアの変速を諦めていたが、カチカチカチカチとやっているうちに、突然変速ができるようになる。どうやら変速ができたり、全くできなくなったり、できても狭い範囲でしか変速できなかったりと、3種類の状態が移り変わる模様。ほつれ部分が引っかかったり、引っかからなかったりなのだろう。走行時間の9割は問題なく変速でき、残りの1割の時間が5段階変速だったり1段階変速だったりした。つまり、このトラブルは走行上ほとんど問題なかった。

ここの降りは、ギアがロー固定になってしまって、漕がずに降ったはずw

赤信号停止時になんとなく、左側の浦佐駅を撮影。途中、信号停止時にふと横の民家を見ると、はしごが複数2階にくくりつけられている。雪かき時に使う物だろうか? ほかにも何か違和感(雪国ならではの所)を感じた。

利根川沿いから魚野川(信濃川の支流)沿いへ

魚沼市へ。

右手の山々(名称不明)。

路肩が広く走りやすい。

越後の夕暮れ。

やっと次ポイントが見えてきた。

交差点名の表示が信号機本体の真下ではなく、支柱にある。雪国ならではの理由があるのかも。信号名プレートの位置はいろいろなバリエーションがあるので、場所を決めつけていると目当ての交差点を見過ごすことになる。注意しないとね。そもそも正面に信号名が無い場合もあるし。

PC2に到着するとちょうどみのいちさんが出発するところ。今写真を見て気付いたけど、足を気にしている? ゴールにて足が肉離れを起こしかけていたことを知るが、そもそも風邪気味とか話してなかったっけ?・・・鉄人だ。

U-kiさんは相変わらず重装備のスポルティーフでの参加だった。変な虫に刺されたとか、タイヤのトラブルとか(でしたっけ?)色々な話を聞く。
PC3(弥彦)まで

このぐらいの暗さになると写真がブレブレになる。前方の参加者は、ハンドルのドロップエンド部分両方と尾灯とヘルメット尾灯で、後方からの視認性がかなり高かった。というか両ドロップエンドの明るいLEDのため、最初は何が前方を走っているのかわからなかったぐらい。

U-kiさん。

一山こえて長岡市の栃尾(とちお)から見附(みつけ)を経由して三条へ。途中、停止していた参加者に声をかけると、GPSトラブルで地元の方に道を尋ねていた模様。なんか一時的なトラブルで以後は大丈夫だったらしい。結局この方を次PCまで小一時間程?引く。彼のGPSがあるので、ミスコースは怖くないが、少し眠い。眠くて次ポイントの左右とかの情報を、キューシート確認後数十秒で忘れてしまうw

この辺りだったか、PC1手前で追い抜いたオダ埼トレインを再び追い越す(多分、会長の護衛トレイン?なので走行速度自体はゆっくり、休憩が最小限なんだと思う)。今回のブルベは最後の通過チェック以外は、誰かしら知り合いがいて話し込むのでいつもより休憩長め。


弥彦の巨大な鳥居に写真休憩。

弥彦PCにて。ノンアルコールビールとカップラーメンはなんとなくw

ここではみのいちさん、先ほどのGPSの方、2年前の宇都宮600kmで少し一緒に走ったことのあるI田さんと話す。I田さんは自転車が新しくなっていた。GPSの方は次も引いて欲しい旨伝えてきたが、お断りさせて頂く。これは知人だったり昼間だったりするとまた違うのだろうけど、基本的には夜は一人のほうがいい。あとこれは後で思ったのだが、自力でキューシートを辿りたかったようだ。二人での走行中、眠くて回転が鈍くなった頭で夜間ルートを辿るために、何度か立ち止まってルート確認したのだが、立ち止まるたびにGPSの方から直ぐ正しい答えを与えられてしまうのは、なんだか過干渉されているようで、ルート確認もマイペースが気楽なんだろうな・・・と当時の自分を分析。

ところで三条、燕、弥彦、津南。なんだか幕末のかほりが・・・ いやなんでもないw

PC4(長岡)まで

しばらく走ると日本海沿いに出る。並みの音は聞こえるが、暗いので防風林とかの切れ目や橋の上からもなんとなくしか海は見えない。途中で眠くなったが、ベンチがあったので20分ほど仮眠。確か、星が綺麗だった。

日本海から離れるところの登り途中で、止まって撮ってみたけど、夜景モードにしたわけでもないので、人家の向こう側の日本海が撮れなかったorz 途中、ミスコースしかけた人に追いついてからは、しばらく3人でつかず離れず進む。なぜか、いつのまにかトレインになり先頭交代しながら次PCへw 夜の降りは無理に先頭交代のトレイン走行しないほうがいいという考えなので、そこで千切れるという選択肢はあったが、とにかくいい気分転換になった。

PCに付くと、みのいちさんが出かけるところで、買い物をしてコンビニを出てきたら戻ってきた。どうやら寒いらしい。


みのいちさん生着替え。防寒対策でオーバーニーのストッキングを履いているところ。武士の情けで全モザイクw ここのPCではこの件が強烈なイメージだったからか、それ以外の記憶が無い^^;

つづく

記2010/10/28
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