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2009BRM920埼玉1000kmアタック秋田 その7

 

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PC8(相馬)まで

だんだん交通量が多くなってきた中進む。ちょっと予習が足りなくて迷ったけど、無事2件目のエネオスで右折。隣(手前)の交差点にもエネオスがあるなんてねw このあたりは、なんだか車の流れがせわしないというか余裕が無い感じ。信号が変ると、急加速し、追いついたら車間を詰めて走行というパターン。

そして県道10号。路肩狭めのわりには交通量も大型も多いが、国道4号に比べればずっと見通しがいい道だからか、無理に追い越していく車は少ない気がする。とりあえずは下ハン主体でがんばる。


懐かしい名取大橋。仙台駅から宮城300スタート地点への自走時に通って、街灯の配置などに見覚えがある。ここも海側は路肩も歩道も無いので一応頑張ってみる。

途中から周囲が田んぼから畑に変ったが、道の造りは変らず。宮城ブルベや宇都宮600などはこの周辺を通る際、道のど真ん中に複数の切り株がある狭いサイクリングロードで迂回するのだが「県道10号を通るよりは切り株の段差のほうが安全」と判断してコース設定してるんだろうね。納得できる。

で、気づいたら仙台空港のトンネル! ブリーフィング時に歩道推奨と言われていたところだ。しかし、反射的に後方確認&撮影したのちは、全力ダッシュw 中央線にポールがあり、路肩も狭いので、万一の追い越しを防ぐためにやや中央に寄り、出口の登りは下ハンダンシングで。まあ、後続車が車間開けてくれたから大丈夫だったみたい。

消耗したので、このあたりはだらだらとw

この辺は何度か通ったことがあるのだが、仙台空港からの飛行機を初めて見た。

路肩広々。


稲刈りの最中。

キューシートに無い(下調べで見つからなかった)┳字路は南へ進む。

亘理大橋は、手前の自販機群で補給した後に、歩道で渡る。この辺りからは宇都宮600で2回走ったことのある道なので、キューシート不要で進む。なんか近所のような気がするが完全に気のせいw

夕陽(?)を何枚か撮っていたら、ちょどよくスーパーひたちが着た♪

途中のぱぴハウスで、AJ会長とIさんが休憩中。シークレットというわけではなく、コンビニ弁当に飽きたから寄ったみたい。自分が止ると、シークレットと勘違いした参加者が続々と停止。ええと、スルーすればよかったかな?w 写真撮り忘れ。


太平洋!

ちょっと堤防に登ってみる。南側。波しぶきで向こう側が曇っているような。

北側。

古い石橋を通り過ぎる。ここらへんは生活道路といった感じで狭い。

波が荒い。少しの間、波が岩に砕ける様を眺める。なぜか爆笑。壊れてきているのか?

交差点の隙間から見えた夕陽。

残照と大工場に点りはじめる明かり。

次PCの一つ手前の交差点から左を見たところ。牛丼屋の看板と、その左下に100均ショップの看板が見えた。宇都宮600&仙台600が来年も同じコースなら、ちょっとコースアウトするけど二晩目の前に電池を安価に交換できるかもしれない。そして腹ごしらえも。

PC8は右手にあり、交通量が多くてなかなか渡れない。なんとなく肉まんとなんとかチーズまんで補給。さきほどの会長&Iさんが追いついてきて、ブルーベリーを頂く(やはり写真無し orz)。目の疲労にいいらしいが、ブルベとブルーベリーをかけているのだとも思う。AJUのSさんとクロスできたのはここまで。座って食べていると疲労と眠気があふれだす。ここで目を閉じれば落ちるように眠れただろうから寝ていけばよかったのだが、残り距離の短さに欲が出て出発してしまう。睡眠不足の状態での3日目の眠気を甘く見た戦略ミスであることが身に染みるのは程なく・・。夜間で寒くなるだろうから、雨具を上から羽織る。

ファイナルPC=PC9(富岡)まで

単独走のつもりが、なぜか数人の先頭を走行。自分のライトと後ろからのライトがあるのに、なぜか道が認識しずらい。けっこうなアップダウンを通って、宇都宮&宮城600で走ったことのあるルートに復帰する(PC8の周辺が少し違う)。後ろに参加者はスピーカーでラジオを聞いているようで、知っている曲が流れると歌いたくてうずうずしてくるが自重。やっぱり夜は1人がいい。だから追い越されても離されるままにするというか、なんだか脚が回らない。確認したはずの案内標識をその直後に内容を忘れてしまって引き返したり。


眠気は無いけど、いろいろとヤバそうなので、歩道の広いところで停止。なんだか暑いなと雨具を脱いでみたら汗びっしょり。なんか温度がよくわからないが、そんなに寒く無さそうなので少々衣類変更。そして座って数分目を閉じてスタート。

アップダウンを進み、自販機が出てきたらコーヒーを買うついでに、やはり座り込んで数分仮眠。すると地震。地震の前兆の微かな揺れから2回揺れた。隣の小屋の壁がビリビリと震える。だが、あとで調べてみたら地震無いし、地震があったという参加者もいなかった。幻覚か? 逃げるように出発。


仮眠で少し寒くなったのでホットコーヒーのある自販機はうれしい。気が付いたら県道34のアップダウンは終わりで、反対側の角でみのいちさんが補給していた。まだアップダウンは続く。

初600kmブルベである埼玉600kmアタック浪江で大ミスコースした所を撮ってみた。あのときはEL-520×1+弱いLEDライト×1だったので、中央線まで照らせなかった。それに眠かった。Y字路で左側が分岐路、右側が本線のパターンはミスコースしやすく、以降のブルベでは予習時にY字路は気をつけるようにしているが、何度もひっかかった気がするw 個人的には、こういう所を「左Yトラップ」と呼んでいる。本線との境を示す破線がほぼ消えているので、中央線を辿らず端の白線だけを辿っているとトラップの餌食。

左Yトラップその2。こっちはまだ引っかかりにくそう。

程なくPC9に到着。埼玉ブルベや宇都宮ブルベで何度もお世話になっているローソンだ。距離は残り僅かだが、なんとなくパンを2個食べる。眠気が治まっている間にゴールしたいので、そのまま出発。変な話だが、座り込んでいると疲労があるのだが、こぎ出すと体が軽くなる。

ゴールまで

そこからは大きいアップダウンの始まり。ここは一昨年の埼玉600で走ったことがあるはずの道だが、覚えているのは只々きつかったことだけ。非舗装路があると書かれたポイント近くになると路面状況を注意して進んだが、既に舗装は完了していた。前PCで一緒になった方と長〜い坂を話ながら登ったりした。

そういえば先ほどから人が立っている。山奥だから変、だとは微塵も思わない(思えない)。だんだん回りの人が多くなってきた。女性(全年齢)と子供が多かった気がするが、みんな立ってこちらを見ている。見覚えのある顔は無い。当たりそうになって避けると数人だけ消えたり、当たったところの人が消えたりした。そしてそれを全然不思議に思わない自分・・ 避ける動作も本当にしたのかどうか。幻覚というか夢の中を走っているというか。ヤバそうなので、立ち止まってハンドルの上で目を閉じたり、座り込んで目を閉じたり。目を閉じると一瞬すーっと意識が落ちて、また浮かび上がる。するとしばらくは普通に走れるのだが、また幻影がやってくる。そんなわけで短い仮眠と走行をくり返す。もはや眠気は感じない、ただ幻影が見える。


そんな状態でもお決まりの写真(?)は忘れない。


やっとアップダウンが終わり、いわきの海岸への降り。ここでも定期的に小休止して目を閉じながら進む。途中で参加者かスタッフかの車から声をかけて頂く。いつのまにか幻影は無くなっていた。

R6バイパスを渡り、R6旧道を右折。

しばらく走るとトンネルとその手前の横断歩道となにかの建物がライトアップされていた。もう少し近寄ってから夜景モードで撮ればよかったなぁ。

そしてゴール。1013km+自走39km。日付は変っていた。ゴールではリュウさんが出迎えてくれた。前回の宇都宮1000ではゴール時の写真を撮る余裕があったのだが・・今回は無しorz まずは風呂! 風呂では滑らないようにゆっくりと腰を落として歩く。そして食事といきたいのだが、売店や食堂は閉店している。空腹で館内をうろつくと・・・あった! 食べ物の自販機! 焼きおにぎり2個と唐揚げ2個のセットをゆっくり食べて、カロリーの多そうなジュースも飲んで腹の足しにする。仮眠所の奥に空ベッドを見つけ、3時間ほどぐっすりと仮眠。

目が覚め、水分を補充しながらのんびりと海を眺める。

そして朝風呂の後、ゴールを後にする。

自走帰宅する!?というU-kiさんと少し話してから出発。ブルベ前の自走と違って、ブルベ後の自走は本当に大変なんだ。しかも今回は1000kmブルベ後。走り出したことにリスペクト。

朝飯+酒を買って最寄り駅の四ツ倉駅へ。おにぎり4個+アメリカンドック+フランクフルトでは少し量が足りなかった。

いわき行きの電車は二両編成でけっこう混んでいた。同駅のKさんとは別々に乗る。

そして鈍行帰宅。車内でKさんと乾杯。最初は話していたのだが、水戸から乗換えた後は寝てしまった。昼過ぎに無事帰宅し、今回のブルベは完了。

スタッフの皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした!

記2008/09/27
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