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2009BRM509沼津-軽井沢400km-後半

 

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PC2(軽井沢)へ

ナナーズにて補給。レシートと一緒に撮っているのはnanさんブログのマネ^^; 暑かったのでアイスと眠気覚ましのジンジャーエール。手持ちの薄皮1個も食べた。水は体に振りかける用。ナナーズは結構大きなスーパーだったので食料が無くなる心配は不要だったみたい(自分は弁当にこだわらないので)。店頭にゴミ箱が無いので、包装ゴミは店員に頼んで引き取って頂く(ここで買ったゴミですけど・・・と言えばだいたい何処でも引き取ってくれる)。

┫字路を曲がった直後にチェーン落ちしたが、普通のチェーン落ちですぐに直り一安心。馬越峠への登りでは足を攣らずに済んだ。


馬越峠のピークより10mぐらい先のところ。もう数10m先のほうが視界が開けていたが、撮り直しが面倒なのでそのまま進む。ここからの長距離ダウンヒルが景色が良くて最高だった。全然撮ってないけど。小梅大橋交差点を右折したら交通量が多くなったが、まだまだ降りは続いた。

一昨年の座間スタート600kmブルベで、麦草峠から降りてきた交差点。当時は真っ暗でタイムアウトを気にしていたので全然覚えていない。

この先が麦草峠。

国道141沿いにあった深くて長い轍。場所は、佐久市の「大沢下町交差点」と「本新町交差点」の間の交差点(交差点名無し)の手前数10m。夜だとかなり危なそう。

滑津大橋交差点先で県道138を辿るためには中込原南交差点で右レーンに移る必要があったが、ここは直進のほうがいろいろと楽そう。キューシートで気になっていたT字路は無かった(切り通しになっている左カーブのところを側道に回避したのだろうか?)が、問題なく相生町南を右折しルートを辿る。


長い降りで脚が復活したのか、軽井沢手前のアップダウンはまあまあ。気持ち悪さを感じ、ハンガーノックかなと薄皮を数個食べたが直らない。夕方の冷たい風で体が冷えすぎて気持ち悪いのかもと思い至り、長い登りを登り切った所(左側に線路が見下ろせるチェーン待避所)にて着替え。長袖とロングタイツと靴下を重ね着してちょうど良くなった。

途中で先頭と思われるヲレさんやmasaさんとすれ違う。追分け手前の三叉路は復路で迷いそうなポイントだったので形を覚えておく。追分け交差点の信号待ちで、手前歩道に自転車通行可標識を見かけたのでそのまま歩道をコンビニまで行くことにする・・・が途中で歩道が無くなり路側帯に。路側帯は道交法的に交互交通可能だが、この幹線道路で折り返してくる参加者が予想されるので、横断歩道を渡り車道走行に戻る。PC2へは交通量が多くて渡れないのでその先の信号で渡ったが、この信号が長かった。その間に残りの薄皮を完食。


PC2へ到着。ここにいる間に残照が無くなり夜になった。何を食べたか全然覚えてないが、薄皮あんぱんを補充したのは確か。先ほど重ね着したばかりだが、寒さの進行が早いので、さらに長袖とアームウォーマーを重ね着。インナーグローブを忘れていたことを思い出し、ドライバー手袋も追加購入したが、これは幸いなことに使わずに済んだ。元々スタート時から前照灯1尾灯1を点けっぱなしなのだが、残りのライト類も点けて出発。
PC3(甲府)へ

PCを出て進むと、左側に歩道が無くなり「これから長いくだり」の標識が出てきて違和感を感じてミスコースしたことに気づく。そのまま路側帯を引き返す。追分交差点は歩道橋が目印になるなぁ、もっと良く見ておけば良かった。が、せいぜい1kmのミスコースで済んだのは運がいい。その先の三叉路では対向道路の一時停止を見て、迷い込まずに済んだ。ここは予習時に気づかなければ危なかった。


滑津大橋交差点を右折し、野沢西交差点を左折し、韮崎までの長〜い一本道。途中で寒さを感じたので、さらにアームウォーマーと半袖を重ね着し、薄皮数個を食べる。小海大橋交差点直前までずっと折り返しの参加者とすれ違い続ける。だいたい片手を手首で曲げて挨拶。野辺山までの登りは距離は長いが、勾配は緩いので楽。

トイレに行きたかったので、途中右手にあったローソンに吸収。眠気予防にモーニングショット。朝専用なのがいい。寒さが増してきたので手ぬぐいを首にまきつけ、雨具を羽織ると寒くなくなった。

野辺山駅の表示が見えても登りは少し続く。

11℃。昼間あれだけ晴れていなかったら、もっと寒かったのだろう。

県境通過! そして長い長〜い降り。途中でトラックに追いついてしまったが、どうせ追い越すスキルは無いし、夜間のスピードの出し過ぎは危険だし、前方をライトで照らしてくれて道の先がわかって進みやすいし、空気抵抗も減るしで、30〜50mぐらい離れてずっとついていく。登り返しでついて行けなくなるまでずいぶん長い間、後を走った。登り返しが終わったあとも延々と降りは続く。

ところで、小海〜北杜間では、後からラチェット音が聞こえる&振り返ると誰もいない、というのが10回ほどあったのだが・・・


キューシートホルダーの片側ゴム(複数)が切れて残り一本になり、キューシートホルダーの角度が変わったことによる空気抵抗の振動を聞き間違えたのかもしれない。韮崎市で完全に片側が切れてしまい、タイラップで直したら以後異音は聞こえなくなったから。まあ、自力で走る限りなら後を走ってもかまわないけどね。

甲府盆地の国道20号区間は追い風で快適な区間。昼間と風向きが変わらなくてよかった。途中で追い越した参加者と付かず離れずで暫くは進む。途中の陸橋は3カ所とも自転車通行不可なので側道を進む。が、その次の陸橋で側道に降りてしまいミスコースに気づき引き返す。身延線の跨線橋だった^^; 一緒にミスコースさせてしまいすいませんでした>誰か。甲府盆地が終わり、少し登ったあたりでPC3に到着。

ゴール(沼津)へ

PC3ではリュウさんラルさんAbさん、あと女性の方がいた。今回のブルベでは初めてカップ麺を食べた。猫舌だからいつもカップ麺はなにかを混ぜて冷ますのだけど、コーラしか無い。・・・。結論:コーラでカップ麺を覚ましてはいけないw 味が微妙すぎる。そして最後の登りへGO!(最後の登りは朝霧高原だったらしい) サドルに跨ったら尻の皮が痛いけど漕いでいるうちに気にならなくなった。


途中の路面が真っ白に塗装されているトンネル。なぜ?

途中の2km以上あるトンネル。

はっきり言って精進トンネルまでの登りが今回一番きつかった。何度曲がっても精進トンネルが見えてこないし、追い越していった車のライトが上のほうまで進んで見えなくなるのを繰り返したから。いつもと違って珍しくキューシート上の距離と比べてサイコンの距離が少なくなっていたのだが、この赤池までの区間は1kmほど長かったのも登りを長く感じた原因。微妙な蛇行や登坂車線の走行で距離が伸びたのだと思う。


やっと精進トンネルに到達! あとで調べてみたところ、精進湖と本栖湖は標高が同じ。だから、精進ブルーラインはあの長い本栖道と同じくらい登るんだよね・・

トンネルを抜けると精進湖(しょうじこ)はすぐ。が、気づいたら尻の皮が大変なことに! PC3を出発してサドルに跨ったときも痛いとは思ったが、精進湖への登りでかなり悪化してしまった。思えばボルダースポーツも塗ってきていないし。1ヶ月ぶりの屋外ライドで尻の皮が薄くなってしまったのもあるし。そんなわけでゴールまでずっとキツかった。早く降りになって漕がずに進みたいと思うのだが、まだしばらくはアップダウンや登りは終わらない。

暫くして緩やかだが長い降りが始まる。向かい風なのかそんなにスピードは出ないが、少し尻を浮かせたまま惰性で降る。・・・ところが腰を浮かせて走ると今度は腰が痛い! 永遠に続く2択を繰り返し、時々前乗りに立って腰を伸ばしながら進む。


ふと左を見たら、見事な富士山だったので痛いけど止まって夜景モードで撮影。1枚目は地面固定で撮ったので富士山が山頂のほうしか写っていなかった。仕方ないので2枚目を手でもって撮ったが、予想通りブレブレ。まあ雰囲気は分かるのでこれでOK。・・・ではなく、ガードレールが無いところで撮ればよかった話。でもお尻が痛いのでそうそう止まることはできないのだ。県道75に入るとうっすらと霧が出てきたが、そんなに酷くならずに助かった。上井出の辺りからは傾斜が増して快適なダウンヒル。いまいちスピードが乗らないのはやはり弱い向かい風だったのだろうか?

富士宮駅。降りが終わり、この辺りからが真の尻痛地獄だった・・・ 工業地帯ゆえの荒れた路面に、ただでさえ信号地獄なのに20km/hぐらいしか出せないから信号につかまりまくって強制されるSTOP&GO・・・ 痛み止め持ってたっけなぁ・・・でもこんな状況で痛みどめを使うのはもったいないよなぁ・・・と進み続ける。尻痛は別としても脚も売り切れで回らなかった。今までなら長い降りのあとは脚が回復していたのだが、精進ブルーラインでの疲労は回復できなかった。海岸と平行する道に入り、市街地が終わり松並木の道に入ると信号ストップが無くなったおかげで多少マシになった。なぜか横っ腹が痛くなったけど。途中のコンビニでトイレをお借りし、沼津市のローソンにゴール。

先にゴールしていたヲレさんがいた。少し買い物を迷ったけど、時間がもったいないので野菜ジュースを買ってレシートゲットして一応ブルベはゴール。ヲレさんが出て行ったあとで、ラルさんがゴール。その後続々と参加者がゴール。尻と腰が痛いので脱いだ雨具を敷物にし、残りの補給食や唐揚げを食べたら眠くなってきた。暫く休憩したあとで、ラルさんの後で遊泳場に出発。西高前のY右折は、前方を行くラルさんと同様に直進&横断歩道で渡る。あとで地図を見てみたら、西高前は直進でも狩野川を渡れるみたい。信号ストップにうんざりしたり、ママチャリに抜かされたりしながら進む。

遊泳場入口をメモ代わりに撮影。ラルさんの右側の小さな看板が学習院遊泳場の入口。シマノの看板はこの少し手前にもあるので注意。

学習院遊泳場に到着したら、たった今起きてきた感じのmasaさん。そしてゴールの手続き。一昨年の沼津600のときは膝を痛めてDNFし、輪行&タクシー輪行だった。今回は自走で帰って来れたので感無量。8時の風呂まで時間があるのでバナナやコーラを頂いたり、歯磨きしたり、洗濯したり、仮眠したり。ふとんは山ほどあるのに、ほとんどの方が畳で雑魚寝していた。マヤさんの「風呂入れるよー」の声で飛び起きて風呂へ。お風呂セット忘れたけど、ブルベ後の風呂は最高。混んできたので直ぐ出てしまったが、後でもう一度入り直しても良かった。

今回もお会いした69歳間近のSさん。72歳まで走るとか! 再度寝たり、いろいろな方と話したり、片づけを手伝ったりして遊泳場を後にする。途中で食事をするというなにあそ組と別れて沼津駅へ。鈍行輪行で17:00過ぎに帰宅。沼津は遠いね。

AJ神奈川スタッフの皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした!

その他

富士川沿いの北風はオカシイ。甲府盆地が暖められて上昇気流が発生する関係上、身延では常に南風のはずでは・・?

今回は仮眠無し。殆ど眠くならなかった。一番眠かったのが信州峠の登りだが、これは暑さと登りでそう感じたのかも。眠気覚ましには、糖分を大量に含む(炭酸)飲料が自分には向いているみたい。今回飲んだのはジンジャーエール、コーラ、サイダー、ファンタ、ワンダモーニングショット。

仮眠無しだったこともあり、今までの400kmブルベの中で一番いいタイム。200kmブルベで10時間を切ったことが1回しかないレベルの自分としては有り得ない速さ。仮眠時間と、眠くてだらだら進む時間がなければずいぶんタイムが違ってくるものだ。コンビニ飯しか食べてないし、スタートまでの自走をしてないというのもある。

長距離をずっと乗っていないと尻の皮が早く剥ける。剥けたあとは地獄。腰を浮かせると今度は腰が痛くなる。箱根で転んでからは、ローラー台しか乗ってなかったからなぁ。次はボルダースポーツを忘れないようにしないと。

肩が不安でDNFの可能性が高いのに輪行袋を預けてスタートしてしまった。予想される寒さに備えるための大量の衣服を運ぶので、輪行袋を運ぶスペースが無くなってしまったのが原因。コントアーマグナムからサドルバッグに変えてしまったから積載容量がどうしても少ない。変速バナナを買ってはきたが、フロントバッグをつけるとライトの取り付けが困るし。

手鼻に複数回チャレンジ。・・・。ゴール後にジャージを洗濯していたのはそういうこと^^; ちょっとネットで勉強したので次はもっとうまくやれるはず。あまり俺の後を走らないほうがいいよ?

今年完走したブルベはこれでやっと2本目。

記2009/05/14
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