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2010/7/22富士山散歩その1

 

初登山(?)で富士山に登ってきました。


前日読んだ漫画の中にが含まれていたからか、実家に帰って富士山を登った話しを聞いたからか、翌日富士山に行くことに決定。実家でそのとき使った書籍のコピー(地図)と、ネットで下調べをして翌日の始発でGO! 登山というよりはハイキングなんだろうけど、山頂までまともに歩いて登るのは今回が初めて(自転車で山頂まで登れてしまう筑波山系のきのこ山とかを含めるなら、初登山では無い)。結論を言えば、ハイキングと呼べるほど甘くも無かった。

最寄り駅からの始発だと遅くなるので、自転車でセンター駅まで行き、有料駐輪場に停めて始発へ。しかしお茶の水で異常発生。信濃町駅で接触事故があったとか、線路に落ちたらしく人身事故とのこと。平日朝だからか駅員にくってかかる客も。よく考えたら自分も困るけど、休みだし多少の遅れはどうでもいい。25分遅れで高尾へ。


大月からは2両編成の富士急で河口湖駅へ。大月までの電車の中で精算をしておくべきだったらしく、ギリギリ電車に乗り込む。

5合目までのバスまで1時間以上ある模様。五合目までのバスの切符を駅構内の切符売り場で買う。片道1500円、往復2000円と、往復だと安い。ここで一緒に貰った時刻表は下山時に役に立った。

バスは運用が会社によって違うので苦手。ここには降車時に切符を渡すと書いてあるけど、実際には乗車時に切符を渡す運用だった。

少し離れた7-11へ買い出し。車内で2回に分けて朝食を食べたので、これで朝食3回目。もしくはブランチ。そうそう、今回は自転車ではなく登山なので今日は酒が飲めるんです。

砂避けスパッツの代わりにオストリッチのシューズカバーを持って行ったけど、つま先や踵を覆ってしまうと、地面との間で痛みそうだし、捲ると擦れたり結局砂が入りそうなので結局荷物となった。それから昨日思い立ったので登山靴を買いに行く暇があるわけでもなくウォーキングシューズ・・ さあどうなるか?

バスの列に並ばず余裕こいてたら、席に座れなかった。バスは補助席は無く、廊下に客がびっしり。自分は一番前の視界の広いポジションをゲット ! 目の前に見えるのは青葉200や青葉300で通過するR139で、自転車通行可の立体交差の交差点。富士山は雲で隠れて見えず・・

他にも数台、登っている自転車有り。バスはずいぶんゆっくり走っているなぁと思って速度計を見ると40km/hは出ている。窓が大きく、視点が高いからそう感じるのだろう。

富士スバルラインへ。軽車両=自転車も通行可能。

かなり登ってようやく10:45に5合目へ到着。人も車も大すぎ。・・・ええと、どこが登山道の入口だろう? 案内板を探さないと。

観光地価格だけど、あとでこれが安く感じるとは思っていなかった。水も食料も足りているので補充は無し(バックパックの中に炭酸1.5リットル、水500ml、薄皮3袋、塩分補給用のミニ醤油有り)。

やっと見つけた案内板。

10:55出発。服装は上から、帽子、化繊ランニングシャツ、化繊Tシャツ、袖無しフリース(ジッパーで全開可能)、パンツ、タイツ、短パン、靴下、ウォーキングシューズ。岩場以降で軍手、山頂休憩時にウィンドブレーカーといったところ。

馬。そういうわけで、この道はやや臭う。馬=軽車両なわけで、自転車も通行可能なんだろうか?

スタートの時点で標高は渋峠クラス。昨日予習した富士山登山のサイトでは吉田口(河口湖口)は最初降りになるけど、意識的にゆっくり進めと書かれていたので、写真を撮りながらゆっくり進む。まだ樹木限界では無いらしい。

ダートなんだけど、砂利は火山灰っぽい石。砂はそれが砕けたもの。

結構いろんな植物が生えている。

上は雲で見えない。晴れていたらその分暑いから、悪いだけではないのだけど。

でも霧は嫌だね。下界から見たらここはもう雲の中。

最初の分岐。右へ。地図によると、ここまでは県道だから自転車でも問題なさそう。

メモ撮影。あ・・・4番・・・

なんとかの滝と書かれていたけど、殆ど水の流れが無い。

舗装路もある。


ずっとこんな道が続くのかと思っていた。

ダブルステッキ。このときには大げさな装備だと思った・・・

前方に小さく写っているのは小学生の集団。5合目周辺のハイキングだろうか。

どこかの駐車場を見下ろす。

降ってくる人のほとんどが異様に疲れており息も荒い。そんな大変なのかなぁ・・・とここでは甘く考えていた。

岩場の登り。

落石シェルター。


交番を過ぎたら、大きい樹木が無くなり登山の開始といった感じ。

右へ。(この辺りが6合目らしいが、標識を見落とした)

小石の混じった砂場のような登り。早歩きするとすぐに息が上がってしまう。回りの人の歩く速度を参考に、平地に比べてかなりゆっくりと登る。というかそうするしか無い。

振り返って

野いちご。5合目以降は小石とか植物とかを持ち帰ってはいけないと、どこかでツアーガイドの方が言っていた気がする。食べるのもダメなんだろう、残念。

足下注意。転んだらザックリいくね。

右側の建造物は落石止めかな?


表層の砂や小石が流れて、道のフレームが向きだしになっている。

路肩注意。自分が落ちるのはまだいいとして、落石を誘発するから近寄るな!ってことだと思う。

ブル道って何?と思ったらブルドーザーの道のことか。山小屋(=ブルドーザー利用者)が有償でブルドーザー道をメンテしているから、無料でこの道を使うなってことだと想像。


天気がいいと富士山頂を見ながら登れて良さそう。

そろそろ道じゃなくなってきた。ずっと階段や石畳やせいぜいダート道だと思っていたけど、さすがにそこまで甘くなかったらしい。

なんか・・・おいしそう・・・w

7合目到着。薄皮を2個補給。

ええっと・・・^^;

何この岩場・・登山道っていわゆる「道」じゃないんだね・・・ 軍手を持ってきて良かった。ジグザグに登ったり、手つきしたり、鎖や杭に捕まったり(浮いているのも有り、そんなに頼れない)して進む。

屋根の石は重しだよね?

鎖があるだけマシなのかも。


杭の基礎が浮いている。鎖や杭に体重をかけるのは危なそうだ。道の端沿いに鎖を伝って進むのではなく、ジグザグに進む方法をメインにする。

・・・? 樹木はもう全然無いはずなんだけど。謎だ。

タンタンと普段階段を登るように進むのは無理。数歩ゆっくりと登って、進路を探して、ときどき息を整えての繰り返し。

岩に少し乾いた苔がへばりついている。


いろいろな植物で写真休憩。息を整えるが、基本的にずっと息は荒いまま。息が荒いままなのは自転車で慣れているが、運動と呼吸の辛さの関係が低地とは全く異なるので、細かく休みを入れて運動量を抑えめに登る。自分より高齢の方が多く、追い抜くほうが多いのだが、たまに抜かれてそれについて行くと数歩〜十数歩で動けなくなって小停止w




8合目到着。ここか、次あたりで薄皮2個補給。

つづく

記2010/05/25
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