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2010/8/30 BRM904千葉600km(喜多方)試走・その3

 
PC6(大田原)まで

宇都宮ブルベでもないのに何故か石川広域農道へ。途中で眠くなり、自転車にまたがったまま目をつぶったり、歩道に横になったり。仮眠を繰り返しながら進む。広域農道後半の東屋で寝ようと思っていたのだが、見つけられなかった。降りは結構寒い。

眠いとキューシートを確認するのが面倒になる。直進してポイントを行き過ぎてから引き返したりも。

仮眠後はトイレが近くなるので、棚倉駅近くにコンビニがあるかなと期待していたのだが無い。R118を通過してから左手に7-11が見えたので、引き返し立ち寄る。無事軽量化。


そして戸中峠への登りへ。


戸中峠への登りは緩やかだが、夜明け前の山陰なので寒い。

朝日を振り返って。

戸中峠到着。福島県側。

同地点より栃木県側。道は古い感じだが、斜度もカーブも緩やかなので、峠自体が緩やかなのだろう。途中の案内板かなにかで「となか」峠ではなく「とちゅう」峠であることがわかると、「夢の途中(セーラー服と機関銃)」が口から出る。1番の歌詞をそこそこ覚えていたこともあり、ゴールまではほぼエンドレスで歌い続けたw ここからの降りも、日が差してくるまでは寒かった。

途中の小学校近くの公衆トイレにて軽量化。さらに体に振り掛けるための水をゲット。

オーバーハングで木が刈り込まれている。

PC6到着。PHS電池の残量が少なくなってきたので、メモ帳とボールペンを買い、保険代わりにざっと手書きでキューシートを模写(前述したとおりデジカメで撮影したほうが楽だが、そのことに思い至れなかった)。
PC7(桜川・真壁)まで

少しずつ暑くなってくる。

久慈川。

那須烏山市街の自転車レーン。左側通行だと文字が読めるのは、隠れた工夫だと思う。

路肩の無い登り。前から対抗車が来ていて、後ろから車が迫っている場合には、端に寄りすぎないよう気をつける。

市貝町(いちかいまち)へ。

工事箇所。往路では舗装部分を走れたが、日中は舗装部分には入れないようになっており、非舗装部分を走る。帰ってみたらコンクリート色の汚れがフレームに付着していた。

走っていて違和感を感じていたが、それが何なのかわからなかった。しばらくしてから、水が減っていないことに気づく。そういえば、そんなに暑さを感じていない。喉が渇くはず、暑いはずなのに・・・


そんなわけで日陰を探して大休止。食料&水分を補給し休んでいると、暑さを感じれるようになった。それはそれでキツイのだが、感じられないよりはマシ。

途中の神社の水場にて体にかけるための水を補充。

途中のコインランドリー。県道69号沿いにあった気がする。

益子駅にて、頭から水をかぶりリフレッシュ。また、日陰の喫煙所にて少し仮眠。

一山越えて茨城県へ。


最終PCに到着かと思ったら店名が違う。PC前後に7-11があることは予習時にわかっていたので、店名確認を忘れずにすんだ。

気づいたらコンクリート汚れ(?)がけっこう付着している。

最終PC到着。

ここまでもかなり暑かったし、市貝町のあたりでは体調が変だったしで、今後の温度上昇に備えてカップ麺で塩分を補充し、氷を両ボトルに詰める。アイスで気分をリフレッシュするが、弱った胃腸には悪い気がする。残った氷はビニールリュックに入れて背負う。
ゴール(取手)まで

1日目の会津盆地も暑かった、2日目の今までも夜間の降りからの温度上昇が大きかった、だが本当の暑さはこれからだった。止まって日陰に入れば、南風のほうが体温より低く、涼しさを感じる。だが一旦走り出すと、直射日光と体温のために風が温風にしか感じられない。普通の夏日なら、向かい風のほうが風を受けられて涼しい、だから向かい風歓迎なのだが、今回の条件では風を受けるほど体温が上昇するという、未体験の気候。

氷水を頭と体に振りかけても、数分で風に熱さを感じ始める。それでも振りかけ続け、飲み続けるしか無い。平地で風を遮る物が少ないからこそ、温風がキツイ。何回自販機で飲み物を補充し、何度も日陰で休みながら進む。


筑波山。

県道41号は、交通量が多く気が抜けない。ボトルに手を伸ばしたいが、対向車線に大型、後ろからも車という状況では片手になれない。隙を見て飲み物を補充する感じで、左側に見えるりんりんロードに逃げ込みたかったw

りんりんロード。木陰で休憩するも、風が弱くて暑い・・

大通りの県道244沿いのスーパーに自販機&日陰があったので休憩。休憩後は歩道が日陰なので、そこを進む。信号待ち時には、歩道が日陰ならそこに逃げ込むし、道路標識の柱の日陰があればそこに移動する。

左側の公園の地図があるので、水場を探す。この先に公衆トイレがあるようだ。

飲み物と振りかける用の水を補充。もちろん頭から水をかぶる。

いろいろと暑さをごまかしながら進み、取手のゴールへ。平地の50km少々を3時間半かけて進んだようだ。

キリンフリーで仮祝杯とする。アイスではなく漬け物なのは、塩分が欲しいからだろう。

電池はギリギリ保った。各方面に報告していたら電源終了。
家に帰るまでがブルベです

消耗しているのでR6の利根川は歩道で渡るが、分岐で歩道がうまく繋がらないので、結局R6を走行。最短ルートの県道8号を通ったが、夕方〜夜は交通量が多く、元々路肩が狭いのでかなり厳しい。力を振り絞ってなるべく車の流れに乗って船橋へ。今思えば遠回りすれば良かったと思うが、当時はそんな余裕は無かった。消耗時の帰巣本能か。無事帰宅し、今年最も悪条件だったブルベが終了。今年は酷暑だったので7月8月9月の炎天時のブルベは非常に厳しい。

わかりずらいが、アキレス腱が腫れ上がってこぶになっている。残り100kmと家までがかなり痛かった気がするが、もう覚えていない。
記2010/11/17
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