2011/4/8 東北関東大震災後の県内津波地帯サイクリング?
東北関東大地震では千葉県でも旭と銚子あたりで津波の被害を受けた所がありました。両方ともAJ千葉のブルベルートに重なるため、現在の状態を把握するため・・・というよりは延期やルート変更を納得するために走ってきました。
輪行で銚子駅へ。なぜか通学の高校生の定期視認チェックで長蛇の列。とりあえず列がはけるまで待つ。自動改札機が動作していないのか?と思ったが一箇所だけ動作していたのでそこから駅を出る。詳細不明。駅を出ると、体育系の教師が女子高生の送迎をしていた。ガソリン供給が不安定な時期だったがバスを確保していた模様。
ダウンチューブに取り付けてあったインフレーターの取り付け部品が破損。インフレーターの取り付けが甘く、向きが変わって脚にあたるようになっていたのを、そのままペダリングして破損orz 駅前のコンビニ系個人商店で補給してから出発。
いつもの銚子市街にくれべても人気が少ない。
銚子大橋。
港には船が沢山。出漁している船が少ないのだろう。
津波の影響か倒れている船も。
犬吠埼灯台。
銚子ドーバーラインは強風。
あまりに風が強いため、自転車に乗っていられない。押して歩く・・・が、風で巻き上げられた砂が口の中に入る・・・ 放射性物質の可能性に思い至り手で口をふさぎながら歩く。
コンビニでマスク購入。これで普通に乗れる(?)
屏風岬の飯岡灯台。
一見いつも通りに見えるが・・・
ここから先は自己責任で。
県道30号沿いは何度も走ったところで、風景をよく知っているところ。だから波打ち際の金属ポールがひん曲がっていたり、あるべきところが更地になっていたり、建物が崩れていたり、建物の一階が吹き抜けとなっていて少々斜めになっていたり・・津波の爪痕に打ちのめされて写真を撮ることができなかった。
破損している水道橋。
昼食を食べに入ったが、店はがらがら。自分以外には客は一組のみ。白はまぐり定食。値段は忘れた。
焼きたては美味しく、酒が欲しくなる所。
店外観。もし津波が来たら・・・九十九里浜は海岸から山地が遠いので、遠さによるリスクを覚悟して早めに内陸部の山間部に逃げるか、津波の高さ(や強さ)に負けるリスクを覚悟してこういう建物の上階に避難させて頂くか、どちらかだろう。
元禄地震津波は慎重よりも高い。写真からすると2mぐらいか。そういえば旧白浜町の小学校は、この津波高より高い位置に学校があった。
相変わらず風が強い。横に何度か流されて身の危険を感じているので、ここでは速度を落として歩道走行。
この風では勝浦とかの強風が予測される所を無事通過できるとは思えなかったので、館山から鋸南まで行く予定を変更し、ここから内陸部を通過して帰ることにする。
以後、迷走メモ代わりに案内表示の写真が複数有り。時間があるなら(無かったら無かったで?)迷うのは楽しい。
鳥居には天神社とあった境内の桜。地図を見てもみつけられないが。
ここの病院前を通って、なんとなく引き返し別の方向へ。
能実交差点をK153へ。
方位を見ながら勘で進んでいたが、地図があったので、ここで進路を調整。
行川交差点からR465へ。
取り鉄さんがいたので少し待ってみるが、来ないので通過。
普段は睦沢方面に曲がる白山台交差点を直進(写真左下方向へ)。
小さな峠を越えて市原市へ。
鶴舞公園で補給休憩。桜がかなりいい感じだが、人気がほぼ皆無なのは原発事故の影響だから仕方がない。テキヤの兄ちゃんは東電に遺失利益の請求してもいいと思う。見た目は普通の小雨が降ってきた。白黒つけられない灰色の雨・・・の恐怖におびえながら帰宅。セシウム(とセットのはずのストロンチウム)の分布状況からすると黒だったかな?