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2011/1/2箱根駅伝から逃げるオフ!


貧弱な戦力で強大な敵から逃げてみました。
第6回「箱根駅伝から逃げるオフ!」です。


 

参加は前日夜に決定。起きれたら参加、起きれなかったら不参加。結果は両方、つまりやや寝坊。輪行で向かえばいいのに自走で集合場所へ向かう。


駅伝のペナント。途中から駅伝スタッフやら手旗を配っている人たちやら選手やらサポートのメンバーらしきものやら交通整理の警官やら。祭りの空気。

少々迷って集合場所に到着。SNSへの書き込みからするに7:14前に到着。集合は6:55だから一足遅かった模様。コンビニに朝食というか補給食を買いに行く。スタート地点から駅伝コースの国道15号までのルートがわからないので地図を見る。わかりにくそうなので国道1号を走るが、いつのまにか国道15号に出てしまう。交通規制は選手通過の15分前から始まるらしいので、通行規制に追いつかれたら「足切り終了その場で応援」。警官がポールをおいて交通規制の準備をしている中、まわりに走っている自転車がいないので後ろから迫るプレッシャーをひしひしと感じながらの走行が続く。空気が震えているというか緊迫感がある感じ。選手は交通規制が有る中で、信号ストップ無しに走れるし、自転車通行禁止のバイパスも走れる。一方で自転車側のほうが速度は速いがそれはあくまで平地だけだし(登りは選手のほうが圧倒的に速い!)、信号地獄にはつかまるし、戸塚のバイパスも通れずに開かずの踏切を通過しなければならない。

不安に思って走っていると、ちらほらと自転車の同士達を見かけるようになる。s湘南のmasaさん主催のオフ会のメンバーだけが走っているのではなく、他のグループや個人が多数走っている。3桁を軽く超える感じ。急いている心のまま追い越すのだけど、信号停止でふと話しかけてみる。するとそのうちの一人が今回のオフ会参加者のJoeさん! 心細かったのが百万の味方を得たように士気回復! そんなわけでトレインを回しながら急ぐのだけど、飛ばし過ぎて脚が売り切れてきて千切れそう。そういえば11月までずっと毎月1000kmは走っていたけど、今月は300kmぐらいしか走っていないんだった。ずっと後ろについていたら、回復してこんどは千切ってしまったり、よくわからなかったりもする。

少し気になったのが交通整理で多数のポールを置く複数の警官。片道2車線を片道1車線にしてたりするのだが、その一車線部分は自動車が後ろから来るプレッシャーがあるため、コーンの内側を走ることもある。コーンの内側では警官が無防備に背中を向けて話し合っていたり無線で通信したりしている。だから警官とぶつかる可能性もあるわけで、必要に応じて自転車側は減速したり止まったり避けたり声を掛けたりしなければならない。警官だって歩行者だからケガをさせるわけにはいかない。一番いいのは自転車が走る路肩的な空間を確保するようにコーンを置いてくれることだけどね。


戸塚の開かずの踏切で、開かずの足止めを食らっていたオフ会参加者グループ本体に追いつく。到着したらすぐ開いたようだ。しかし他参加者も多数いるし、バイパス合流点までの登りで脚が回らないしで、ついて行けない。追いついても信号ストップで千切れたりするし。

今回のオフ会の正式ルートは戸塚の踏切を通過することだが、ここでは自転車集団が大きくなりすぎて渋滞になるので、駅の階段を担いで通過したり、少々遠回りのエスケイプルートを通る自転車乗りがいても良いと思う。


湘南海沿いになるとかなり走りやすくなる。交通規制の気配も無くなり一安心。小田原先のコンビニで補給。おいちゃんさんにお会いしたことは覚えている。疲れているからか長居しすぎた模様。そして箱根の登りへ。ありがたいことに時々声援を受けながら登るのだが、返答する気力も無いぐらいに疲労痕倍。そして足が攣る。

そんなわけで塩飴補給。中身が溶けていようが関係ないさ。攣った所をマッサージしていたら回復したので走行再開。ここではノアポンさんと前後した。ロードに比べれば重量級のスポルティーフで余裕のない感じだったが、それはこちらも同じw

しかし直登りの箇所で再度脚攣り! 過去走った経験上あともう少しなのに・・・ 必死にマッサージしながら走り抜ける参加者を見送る。

彼らを絶望的な思いで見送りつつも、一方では「俺にかまわず行け!」という感じで大声で応援する。しばらくすると脚攣りが収まったので走行再開!! 力を入れすぎないように走る。きっぱんさんを含むグループを追い越したらしい。その後もマイペースで走り、後ろに付いてきていたきっぱんさんと同時にゴール!! なんとか・・・逃げ切れたようだ。

国道一号最高地点・標高874m地点が今回のゴール。ここで選手を応援!

この外人さんとは小田原ですれ違ったが、なんと固定ギア! ギア比が重そうだったが、平地での信号停止からの加速が自分と同じぐらいで、かなり速かった。彼も無事完走できたようだ(ここがゴールでないとしても、あとは降りだから大丈夫)。

そしてノアポンさん到着! 間に合った!!



そしてついに・・

先頭の選手キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

速い!脚が凄い! しばらくは応援の時間。直前に自転車で登っている分、選手の速さや凄さが納得できる感じ。いつもはTVで見るはずの駅伝をこんな形で観る不思議。





















応援で熱狂した時間は終わり、小田原へ。来た道を戻ったが大渋滞でなかなか進めない。旧道で降れば良かったみたいだ。新年会の会場のスーパー銭湯がわからず、交番で道を尋ねたり、スーパー銭湯に到着したものの参加者の自転車が無くて本当にここかと思って駐輪場を探したり。結局自転車は地下駐車場に駐輪してあった。専用の駐輪スペースではないが、監視カメラできっちり監視しているようでいい感じ。帰るときに自転車をどこに駐めたかわからずさまよっていたら、「なにかお探しですか?」と警備員が出てきたし。多分、車上荒らしと間違われたのだろう。

健康ランドでは再びきっぱんさんと合流。二人して疲労痕倍なわけで、思考能力も落ちているわけで中々ここのシステムが理解できず、色々ぐだぐだして風呂へ。そして新年会へ。

ギリギリ完走できた喜びからかかなり飲んだ感じ。だいぶ楽しんだ模様。小田原から輪行帰宅なのだが・・・乗換駅の戸塚の一駅前でコウジさんに起こして貰ったのに意識を失って品川乗り換えだったり、その後も振り子をしたり。なんとか終電で帰宅。

masaさんお世話になりましたm(__)m 参加者の皆様、完走しようがしまいが、お楽しみ様でした!


追記:去年12月にデュラエース7850-C24-TUが3割引きだったので衝動買いしており、ホイールをアクシウムから変更。去年の年末から使用してみた感想は「チート?」。「みんなこんなに楽な道具を使っていたのかずるい!」。いやノーマルホイールで速い人なんてザラにいるんだけどね。少なくとも今回なんとか完走できたのはホイールのおかげ。

記2011/10/29
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