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9/9-10 BRM211千葉200kmコース+自走往復100km

突発的に300kmライド。千葉県在住なのに千葉のブルベには1回も参加していないので走ってみようというのが走行理由。思い立ったのが前日なためいろいろと準備不足。

早めに起床し自転車の準備をするが既製品のMAPホルダーをハンドルにうまく取り付けられない。困った。ブルベでブラケットのところにひも(輪ゴム?)でMAPホルダーをくくりつけていた自転車のことを思い出し、クリアーケースを切って簡易MAPホルダーに仕立てる。穴を開け、結束バンドや輪ゴムでゴニョゴニョ。工作終了後眠くなり二度寝。10時頃起きてALPSLABにアップされていたデータを数回見る。キューシートは前日に印刷してあったが、その程度の地図見のみで11:00頃出発。

いきなり暑い。走っていればまだマシなのだが、信号停止が多く、停止時の道路からの輻射熱がきつい。腹が痛くなり気持ち悪いが、経験上数時間だらだら走ると解消することが多いのでそのまま進む。とはいえ休憩多め。自販機はオアシス。ちなみに風は向かい風。蘇我の辺りでコンビニにピットインした折、途中で抜かした小径ロードがピッタリ後についていたことに気付いた。存在に気付いていなかったので後方確認しなかったら急減速したかもしれず危なかった。こういうときはミラーがあるといいなぁ。

普段はR16をそのまま進むのだけど、今日は蘇我陸橋後にR16旧道に入る。交通量が少ないのはとてもいいが、信号多すぎ。養老川で旧道が一旦とぎれるのだが、その先を覚えていなかったので適当に進み姉崎辺りでR16に復帰。姉崎だとまだ路肩が狭い。路肩が広くなるのは袖ヶ浦から。


R16から右折したとろ。日産が目印になるか。

あと4kmらしい。

海浜公園への道。噂に違わず風が強いw

スタート。

14時頃に袖ヶ浦海浜公園に到着しBRMコースをスタート。木更津ではいつもR16を通っているので木更津市街が通りにくい。それ以外は、富津市の湊まで通ったことのある道がほとんどでほぼ迷わずに進む。K256では祭りの準備で人がやや多かったので減速。警官が複数配備されていたからそれなりに大きい祭りなのかも。


ポイント17-18間。砂注意。

湊交差点を左折して房総半島内陸方面を走るのは今回初めてで、これが楽しみだったりする。ポイント25の志駒湧水は見た目はキャンプ場の炊事場といった感じ。取っ手が抜き取られた複数の蛇口から水が流れっぱなしになっている。水を補充し、地元の少年と少々会話し出発。


PC1

房総の山はかなり緩やかで、いままでブルベで走った山々に比べたら平地も同然。それなのにファイナルローでも足らずに立ち漕ぎが必要だった。やはりこのままではブルベの山々を走れそうにないなと思いつつも、房総丘陵の風景に気分良く走る。もみじロードでは初めて動物園以外で猿を見た。一瞬のことだったが、道路を横切ったあれは多分小猿だったと思う。すごいぞ千葉!


なだらかな房総丘陵。すでに日は山の陰。

ゆるやかなアップダウンの後館山市街へ。すでに夕暮れ。信号無し交差点でこちらが優先なのに無視して進む車にぶつかりそうになる。止まったあと何事もなく走りだしやがるし。驚いて怒鳴りつけるのを忘れた。ちょっと後悔。

CP2に向かう途中ですでに真っ暗。夕焼けの野島崎に間に合わずに残念だが、二度寝してしまったのだから自業自得。幸い夜間で野島崎灯台が闇を照らしており、場所がハッキリとわかるので寄り道。以前、昼間に走行したときはどこにあるのかわからなかった。近くのわかめラーメンが美味そうだったが補給したばかりなのでスルー。潮の匂いと音と感じながら夜道を進む。


野島崎灯台へ寄り道

看板アップ

鴨川市街地では祭りが終盤を迎えており、みこしの近くでは自転車を降りて人混みを通過。そこ以外でも人が多めで車道全体を歩いているので徐行で進む。鴨川有料道路では料金所に入る前に小銭を用意しておけばよかった。気付いたら後に原付がきていて焦った。ちょっと道を空けたら、無銭通行ですかそうですか。


鴨川の祭り。レンズの汚れが目に付く。ちょっと通りますよサーセン。

鴨川有料道路を振り返って。

三石山へ曲がる道がわかりずらいので房総スカイライン入り口辺りで停止してキューシートを見ていたら。遠く(道の反対側のやや上のほう?)から「どこいくの?」の声。真夜中&挨拶無しなので驚いて俺フリーズw 何度か話しかけられた後やっと解答。飲み物を奢ってくれるそうだが断って進む。ペースを乱されるのは嫌なので、ここはまともに解答せず「ごめん、今取り込み中」で良かった。サイコンの距離に150m足すべきところを1500m足してしまいしばらく迷う。ここかなと曲がってみると突き当たりが民家で犬に吠えたてられたりw 長距離を走ると時々足し算ができなくなるのが困るw

三石山の道は、自動車一切通らず&街灯無し&台風で折れた枝や小石が散乱なのでゆっくり登る。普段ブルベだとEL520を二灯装備しているのだが、今回は準備不足で一灯+弱めのLEDライトだったのもゆっくりとしか進めなかった原因。三石山の頂上はなんか怖かった。老川十字路は十字路じゃないよなーと思いつつPC3の太田商店に到着。24時間営業ではないので既に閉店後。補給できないのはちょっと痛い。このあと暫くコンビニ無しのため、自販機のジュース類でカバー。ダム湖の横を通ったはずなのだが暗くてよくわからなかった。昼間だと景色がいいんだろうなぁ。


三石山山頂。なんかいそう。

多分老川十字路。反射光でよく見えない・・

PC3太田商店は既に閉店。PC2は取り忘れ。

真っ暗な林道にて再び計算ミス。戻ったり、また進んだり。犬複数の吠え声と追いかけられる気配がしたが、荒れている林道を貧弱なライトで飛ばせるわけもなく、無視してゆっくり(多分15km/hぐらい)進む。すぐに吠え声も遠ざかったので飼い犬だったのだろうか? などと思っていると目の前に斜めの鉄板が! 考える間もなく前に投げ出されて落車。鉄板の上に着地した左手と左膝が痛い。どうやってか知らないがなぜかクリートが両方とも外れていたのと、落ちた地点が鉄板の継ぎ目でなかったのが不幸中の幸い。速度も大して出ていなかったはず。場所はポイント70の手前。落車直後、すぐ立ち上がって倒れた自転車を撮影したのだが、カメラを入れていたビニール袋にピントが合ってしまい暗闇しか写っていなかった。かなり動転していた模様。


台風後の林道の荒れ具合を撮ろうと思ったが、まともに取れてない。

ポイント69の説明「>>へ行かない」が理解不能だったが現物を見て納得w ここは左折。

問題の鉄板。写真中央上部の「/」にひっかかり落車。メインライトが2灯だったならと悔やまれる。

アップ

わかりにくいが汚れている。

国道を渡り街灯のところまで自転車を押していきチェック。ブラケットのネームプレートが削れた以外は問題なし。転倒時はまず左手左膝で着地し、その後左から倒れたようだ。左肩と左腕は汚れていたが服が切れてはいなかったからね。左顔面も地面に打った気がしたが、ヘルメットにヒビも入っておらず問題なし。左手親指に力が入らないからブレーキひけなくてヤバいなと思いつつこぎ出すと後輪パンク。次の街灯まで押した後パンク修理。タイヤ内部に破片が無いので、転倒時のリム打ちパンクらしい。左手の握力が無いのにすんなりタイヤを嵌められたのには驚いた。TCRの初期タイヤはグリップに問題があると思っていたが、メンテナンス性はことのほか高いようだ。それよりも空気を入れるのがきつかった。下手に力を入れると左手が痛むから。その後は途中のコンビニで空腹を満たし2時頃にゴール。公園の時計を撮影しようと探すが、時間が狂ってて意味無しだった。


再度袖ヶ浦海浜公園にて。暗くてよくわからん。

ケガは痛いことは痛いけどまあ問題なく走行できたし、輪行袋も持ってきていなかったからか、そのまま自走で帰ることに。なぜだかわからないが自走以外は考えていなかった。ケガをしたときの帰巣本能だろうか? ルートは最短のR16。午前3時の市原市〜千葉港の区間は最悪だった。夜間になら以前も通ったことがあるのだが、なんか殺気だってた感じ。途中で40km/hぐらい(転倒後ヘッドライトが点灯しなくなったので正確な速度不明)のトラックがあったので、追い風だったこともあり信号7回分ぐらいは必死についていった。このころは完全に痛みが麻痺しており、ダンシングさえしていた。集中力が無くなると危険だろうと思い、余力を残してトラックを見送る。すると幅寄せとかギリギリ横通過とか信号停止時に斜め停止とかが目立ってきた。少なくとも3回、減速したり横に避けないとぶつかる幅寄せを喰らう。人殺しダンプめ。普段なら怒鳴りつけてるところだけど、ケガしてるし気力も無いし。なんか幅寄せを途中で止めたダンプがいてフェイントかよウゼーとか思ったらすぐ後にパトカーw てか人殺しダンプを捕まえてくれよ・・・ 危険運転が多い一方で、大幅に間隔を開けて安全に追い越してくれるダンプも多数いたことを記しておく。


実籾街道入り口より幕張新都心。都心じゃないよなぁ。

夜が明けてから5時頃帰宅。短い眠りのあと目覚めたら膝皿の裏側が熱くなっていた。帰宅後徹底的にアイシングすべきだったようで大失敗。昼頃になると手も膝もかなり痛くなっていた。湿布なり氷嚢なりは常備しておかないとなぁ。そのまま医者に行ったが骨に異常は無く、大事には至らなかったことを知り一安心。3日間ぐらいまともに歩けなかったけど。

10/10現在でもまだ痛みが少しあり、特に左膝は曲げたときに力を入れると痛いので、階段の降りや座っている状態から立ち上がるときがややキツイ。基本的にダンシングは無理。


今回の反省点:
記2007/10/10
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