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2012BRM707千葉600km茂木右回り

 

長靴での初ブルベでしたが、解決すべき問題点が多かったです。



ごてごてした通勤兼買い物用自転車は事実上輪行不可なので自走で袖ヶ浦に向かう。千葉市と市原市の境目あたりで参加者2名が曲がってきたので、後ろに尽かせて頂く。ロードじゃないし、走り込んでもいないのでつき位置固定・・ コンビニで補給のため離脱。一部区間のみ雨。

雨天確率が高いので今日はスニーカーではなく長靴を採用。へばなさんが長靴で走っている(写真)を見たことがある気がするので、個人的にこの選択肢に違和感は無い。長靴単体では靴底が薄すぎるので、初代SPDシューズに使用していた靴の中敷きも使用。モンベルショップで買ったジョギング用とかのだったと思う。


今日もカゴ付き2台。

ブリーフィング中。

いつもの1台。

いつもの1台。・・・あれ、リカンベントは?(最終PCにお見送りに来ていました) ほんの少しだけ手伝ってから第2ウェーブ=最終ウェーブの最後のほうでスタートします。

ポタリング(的なオフ会やデート)に行くような格好のBD-1乗り。今回初ブルベ?!とか。(600kmが初ではなくて??) 余裕でゴールされたそうです・・ 写真だとわかりにくいけど反射タスキをクロス掛けしている。

今回は最初っからスポンジ装備。またキューシートはA4サイズに変更。実は泥よけも交換済み(後ろ泥よけの金属フレームが折れたので交換、前も泥よけを装備)。

丹沢林道に入りアップダウンが始まったとたん千切れるのは仕方がない。


自転車ウェアー一式を忘れて普段着で走っている方。

PC1では問題が発生して少々タイムロスして誰もいなくなる。最後尾かと思ったら接触事故&パンクで遅れてきたoさん。少し後輪にふれが出ているとのこと。ニップル回しは持っているけれど2人ともスキルが無いのでふれは放置・・


若草大橋で料金投入後大休止したのは長靴で削れた足をケアするため。ルベ初年度に買って入れっぱなしだった絆創膏を発掘。右のプラスチックケースに入れておいたはずの痛み止めの錠剤は粉になっていた^^;

脱毛無し泥汚れ有りの汚い足で恐縮なのだけど、ごらんの有様な状態。長靴のフチが文字通り肌を削って擦り傷になっている状態。痛いな痛いなと思っていたが、見てみたら大変なことになっていた。絆創膏は片足分しか足りないので・・

靴下を引き上げてビニールテープで固定してガードしてみた。結論を言うとガードは有る程度有効だが、結局靴下越しに肌を削るのでダメージがゼロになるわけではなかった。

竜ヶ崎の公園内の人工山か古墳。ちょっと札幌のモエレ山を思い出した。

筑波山に雲がかかっているのが見える。ここより先は雨か。

段々霧雨になってくるが、晴天で暑い中登るよりはいいのかもしれない。

写真休憩〜

不動峠到着。2人のoさんとはゴールまで何度もすれ違った。

不動峠を降りた時点で降り止んだので安心していたら、フルーツライン途中から雨が再開。

やっぱり押した道祖神峠。メーター見たら4km/hだったから、歩いても同じだった。なお、同様に押していた女性参加者2名の視界から消えてから押しを始めたのは言うまでもない。

常磐線の踏切待ちは長かった。

仏の山峠への道。ここも含めて向かい風の区間が多かった気がする。

飯上交差点を右折して茂木市街方面へ。

スタッフA氏よりオレンジ味のどやらきをいただく。なんか普通のこしあんとかは無いとのこと。ここで朝に後ろにつかせていただいた方達がDNFするとのこと。終電には間に合ったのだろうか?

茂木ツインリンクが終わって橋の手前を左折してからの道は、闇と雨で道の端が把握しずらい。道の端の白線が無い区間があったり、道幅がよく変わるのでなおさら。


狭い区間を抜けたあたり。

工事信号(赤)で停止していたら、車が普通に通過・・参加者のトレインも通過・・ 前方をよく見たらすぐ先で工事区間が終わっていて、前方の対向車の有無を確認して進める状況だった模様。結局青になってからスタート。(工事信号は道交法の信号では無いので、工事信号を守らなくても道交法違反にはならない。ただし、工事信号無視で事故になった場合は民事責任等を追求される可能性が高い)

城里町の平地から大地に登る区間では路肩の段差で滑って転びそうになる。雨で滑りやすくなっている模様。

だいぶ眠くなってきていたので玉造PCで補給後に2時間仮眠・・のつもりだったのだが30分目ぐらいに酔っぱらい同士の口げんかが始まり、結局寝付けず。諦めて出発しようとしたら口げんかが終了しているけど、まあスタート。走り出すとやはり睡魔が解消されておらず、高校前のバス停で仮眠したがいつも通り寝付きが悪いので眠れず。1時間経過ぐらいでパトカーがやってきて、ブルベ中の初の職質を受ける。行方署が近いのはわかっていたのだが、眠かったから仕方がない。どうも自分は2時間横になって30分うとうとできるか・・・というぐらい寝付きが悪いので、仮眠1回目の酔っぱらいの口げんかに遭遇してしまったのが痛い。


再び利根川を渡る。

成田市街を抜け埴輪街道へ。ここのアップダウンも久しぶりに通るとなかなか長い。

今回は着替えを持ってきており、ルート上の太陽の里(健康ランド)で風呂に入る予定だったのだが、営業時間に間に合わず。次PCのローソンで着替えようかとも思ったが雨が降り止まないし、トイレには長蛇の列が・・・ 結局出発し、次の7-11でトイレをお借りする(タフマン購入)。ここのPCを出たあたりでやっと雨が止む。


U-kiさんに教えていただいた睦沢の道の駅。ルート上に直接入口が無いので、何度も走っているのに気が付かなかった。左側のローソンの奥に位置。


また眠くなっていすみ鉄道の総元駅へ。待合室のベンチは立派だが、既に電車が発着する時間なのでベンチで仮眠するのは抵抗がある。というわけで外の軒先の乾いた地面に座って数十分目を閉じる。

車高規制。三石山のグレーチング状況が改善されていた感じ。

三石山の降りあたりで雲が晴れて快晴。晴れたのでトイレで着替え。

多分もう雨は無いだろうという感じの空。だが眠い。鴨川のヤックスドラッグで絆創膏を購入。これはとあるデリケートな部分を保護するため。痛くてずっと立ち漕ぎだったから・・絆創膏によるガード効果は絶大でその箇所の痛みは治まった(ガードしないかぎり皮膚を削り続けるわけだから当然か)。 次に和田のODOYA(スーパーマーケット)でサンダルを購入。晴れているのに長靴内部で水がちゃぽちゃぽしているのが我慢できなくなってしまったから。長靴は後ろの篭へ。サンダルは400円と安かったのだけど残念ながらLサイズが無かった。Mサイズは少々小さく、これが後々に足の爪にダメージを蓄積していく・・ そして道の駅オーシャンパークにも寄り道。空調の効いた室内休憩所で少々仮眠。時間は不明。

特に自転車用の長靴というわけでもないので、曲げる動きの蓄積にゴムが耐えられなかった模様。帰ったら新しいのを買わないと・・

いろいろ寄り道した分、時間が経過して空腹になったので補給休憩。めずらしく時間を見てみると・・・あれクローズまでそんなに時間が無いなぁ・・

漁港が祭りで事実上封鎖されていたので一本内陸側の道にエスケイプ。白浜PCにはクローズ20分前ぐらいに到着。この後は結構アップダウンがある区間なのでだいぶ認定完走が危なくなってきた。足の爪が痛いが、これは素足にサンダルだからだろうと着替え分の靴下をはく。

安房グリーンラインへ。立ち漕ぎとか試してみた結果、結局足の爪が痛いのは解消されていないことが判明。足の爪が伸びすぎているのが原因だよなぁ・・ 次のPCで爪を切らないと・・

なんか三芳支所前の交差点名が無かった気がする・・疲れていて見落としたのか?

いつも県道88号(道路標識上は89号)でシイタケ村付近を通るところ、今回は通り過ぎて市道へ。

こんな道もあったのか・・

と思ったら、白石峠じゃないか! 嶺岡中央林道を辿るときに通った道だったのか・・・と自分の中で道と道が繋がり納得。

長狭街道の登りも久しぶり・・ よく考えてみたら今年千葉ブルベを走ったのは今回が初だった(コースチェックを除く)。志駒の湧き水を補給し、最終PCで3分程仮眠したりし、最後の登り・鹿野山へ。残念ながらPCでは爪切りは売り切れだったorz

換装したホイールのスプロケのファイナルローが25と小さいので、立ち漕ぎ主体で山の上ゲートのビューポイントへ。ここの夜景イコールブルベ終了なわけで、すこし寂しい感じ。

だが、まだ終わってはいなかった。馬登林道へは今回が初めてだったが・・・ 夜、特に雨上がりで散乱物が多い時間帯には通りたくない道だった。散乱物が多いのはいいとして、段差というか鋪装剥がれが多い感じ(暗かったから言い切れないけど)。ライトの残電力はまだあったけど、暗くてスピード出せないなぁ。でもoさんが前に出たらあっという間に視界から消えてしまった・・・

そしてその先でパンク修理をしていた。君津笹PCでもそうだったけど、パンク修理を手伝わずに(見捨てて)出発。残りチューブが無いというので1本チューブを渡しはしたけど。

そうしたらバチがあたったのか眠さが再来し、足の回りが悪くなる。なんとかJRの跨線橋を越えた先のコンビニにたどり着き、数分間仮眠。するとo氏が追いついてきたので、そこからは一緒にゴールへ。自衛隊前の道が新しくなっていたので少々混乱したり、スピードアップしたりでクローズ4分前にゴールに到着。なんとか今年もSRを取得。いちおうスタッフなので撤収をほんの少しだけ手伝って(600km走った後で、足の爪も痛いのでまともに歩けない・・)から帰宅。

まずは公園内のベンチで仮眠・・しようとしたけど蚊が多くて眠れない。公園から離れたところの歩道でも同様。さらに離れたところの歩道でやっと蚊がいないようなので30分程目を閉じてから本格的に帰路へ。20km/hを少し超えるぐらいの速度しか出せなかったりするし、ハンガーノックぽくなって炭酸飲料で補給したりしつつAM4:00頃に無事帰宅。家に帰るまでがブルベなので、これでようやく今回のブルベが完了。

そんなわけで、そしてお陰様で、フラットバーフラットペダル両カゴ往復自走SR達成(宇都宮牛久発200km,埼玉400kmアタック日光&ビーフ,埼玉600kmアタック会津と併せて) もうこの両カゴクロスバイクでのブルベは打ち切りかなぁ・・きついのはともかくとして、自分にとっては走行前と走行後の装備換装や整備が面倒すぎるから。


和田からの足下はこんな感じ。長靴では腸脛靱帯炎やアキレス腱の痛みはあまり出なかったけど、サンダルでは出かけたのはきっとサイズがあっていないから。腸脛靱帯炎が炎上すると走るどころではなくなるので、白石峠手前で応急処置して対処(ストレッチ+キューシートを重ねて足裏外側にビニールテープで張りつけ)

約半分(約250km)が雨のブルベで、前ブレーキシューはかなり減ったはず(走行前に比べてアジャスターネジを1cm動かした)。Vブレーキの片効き調整は3回ほど必要だった。ただし、予備ブレーキシューは使わずに済んだ。

長靴ブルベの問題点
  • 半ズボンやレーパン等で、ふくらはぎの素肌が露出している状態だと長靴のフチが肌を削ること。長い靴下等で軽減は可能だが、根本的解決にはならなかった。最初からガードしていれば、また話が違うのかもしれない。
  • 長靴自体の耐久性。靴本体を曲げることを繰り返すため、ゴムが保たない。今回は使い古しの長期使用した長靴だからなのかもしれない(経年劣化)
  • 靴のふちから雨が入ると、中に水が溜まる。長ズボンタイプの雨具との併用が基本か。
  • 一旦中に水が入ると、晴れても乾かない。スニーカータイプだと半日程度、晴天状態で走ると有る程度靴が乾くが、長靴にそれは期待できない。

結局濡れることを前提とした(SPD)サンダルのほうが良さそう・・・という意見が多かった。

記2011/4/25
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