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2012BRM421埼玉400kmアタック日光&ビーフ

 

オダックス埼玉主催のBRM421埼玉400日光&ビーフを走ってきました。カゴ付きクロスバイクでの初400kmブルベでした。


スタートまで

2009年に走ったのは「アタックビーフ&日光」だったが、今回は右回りなのでブルベの名称が「日光&ビーフ」と違う模様。

出走する自転車はカゴ付きクロスバイクを選択。理由1はななすたさんがカゴ付きMTBで参加する可能性が高いこと(ロードバイクで参加したら魂的に負けたようでくやしいから)。理由2は二週間前になった腸脛靱帯炎への対策。フラットペダルなら膝への負担が小さいだろうという予想。いざというときの輪行用に輪行袋と8mmレンチと10mmレンチを鞄に入れる。まあ理由はどうでもよくて、ロードバイクがメジャーな中、マイナーなタイプの自転車で走るのが楽しいというのもある。

前日までの準備としては、前ブレーキシュー交換とハンドル交換。走行中と帰宅時に降られたので、シューを交換しておいて良かった。ハンドルは以前からずっと傷だらけ錆びだらけだったので、折れる前に予測交換。ホイールもいつものアクシウムに換装し、Vブレーキを調整。リアキャリアーとスタンドのボルトが大幅にゆるんでいたので増し締め。スタンドは特にボルトがゆるみやすいので、定期的に増し締めが必要なのはわかっていたが、キャリアーにもそれなりに負荷がかかる模様。

目覚ましをかけた時間が甘いのと、準備に手間取ってスタート地点に到着したのは9時すぎ。江戸川を渡るときに菜の花の絨毯を撮ろうとして、デジカメの電池残量が無いことに気づく。一晩接続してあったのだが、充電に失敗した模様。ゴール後、充電に成功したので原因不明。


受付にボールペンが沢山用意されているなぁ・・

閑散としたスタート受付。この後撤収作業が開始される。取り付けたGPのミラー(SY-320 サイクルミラー)は、大型でコンパクトな角度で使用できない(車幅が広がりすぎる)ので、ほとんど閉じたままだった。やっぱりサイクルスターのが一番かな? その前はWJ-168 サイクルミラー ジーピーを使っていたが、腕に隠れて後方確認ができなかった(駐輪時の店頭で大破)。
PC1(鹿沼)まで

しばらく一人旅かと思ったが草加市で複数名の参加者に追いつく。ペース配分無視なのはいつも通りなので先頭へ・・ 「タンタンと漕ぐ」ほうがブルベ向きだとは思うが、自分は無理。 野田市街の信号地獄は追いついたトレインを追い越さないが、信号が一段落したらつい先頭へ・・ 向かい風の利根川CR区間はなぜかロードを引く展開。「先行って下さい」の手信号なんて存在を忘れていた。元7-11の十字路を左折してからは前で出てくれた方がいたので先頭終了。消耗して、わりと付いてていくのがいっぱいいっぱい。飲み物が無くなったので自販機に立ち寄ってからは一人旅。道の駅でも飲み物補充のために立ち寄る。積載能力には余裕がありまくりだったし、ダブルボトルにしてくれば良かったかも。

利根川CRでは28km/hぐらいで走れていたが、そのうち23km/hぐらいでしか走れなくなる。まあいつも通りの展開。

鹿沼市に入り、工業団地の丘を降ったT字路の少し先のほうでI田さんがスピードダウンしてキョロキョロ周りを見ている・・ 「ああ、ミスコースしたと思っているんだな」とか思ったがそのままスルー。「なんで突き当たりのT字路(=わかりやすい)の先でそう思ったのか不明だ・・」、「なんでトレインの皆はミスコース大王であるこの人を先頭にするなんて無謀なことをするんだろう?、後ろにつく人はちゃんとサポートしないと自分も困るよなぁ・・」 というようなことを考えていたらPC1に到着。

PC2(日光)まで

ななすたさんが出発する所に追いつく。以後PCでは何回かすれ違った。写真に写っている普段着の方は千葉ブルベでも見かける方。青葉600kmで何度かすれ違った方もおり、I田さんとも話をしたので滞在時間長め。

今回は腸脛靱帯炎が怖いので、PCごとにストレッチ。雨の日光PC以外では全PCでストレッチをしたはず。PC以外にも走行中や、信号停止時にもたまに実施。

走り出すと、途中でI田さんと合流。向かい風の中を下ハンで引いて頂けるのは頼もしいが、ついて行ける足が無い。古峰ヶ原から日光へのアップダウンは、こんなに登ったっけ?という感じでキツく、長く感じた。途中劇坂もあるし。霧雨が降り始める中、何度も参加者に抜かされながら日光市街に降りたら、前輪がスローパンク。雨を避けるため、日光駅のひさしの下でパンク修理。


スローパンクなのでパンクの原因を見つけられず。多分タイヤの傷が原因だろうし、スペアタイヤを持ってきているからついでに交換してしまおうとしたら作業にハマる。スペアタイヤであるパナのカテゴリSは以前タイヤレバーを折ってからお蔵入りになっていたものだが、今回は100均のではなくパナのタイヤレバーなので大丈夫なはず。しかし甘かった。まずタイヤの片側ビードがホイールに嵌らない。タイヤレバーを使い、やっとのことで嵌める。チューブを入れて、反対側のビードを入れようとしてみたものの、どうしてもタイヤの形になってくれない。諦めて、タイヤは元のを嵌めて出発。だいぶ時間をロストした感あり。

走り出すと寒い。霧雨が降り出してから雨具を着るまでのタイムラグ期間の水気で体が冷えてしまったか。栃木県内では所々で桜や山桜や梅をみかけたが、面倒なので携帯での撮影はしなかった。

PC3(大田原)まで

PC2では寒いので、雨具の下にウィンドブレーカーを着込んだり、インナー手袋を指切りグローブの下に着けたりと、手持ちの衣類を全て装備してから出発。ライトも点灯。鬼怒川まではずっと下り基調だし、なんだか追い風基調だし、その後もたいしたアップダウンも無くPC3に到着。雨は途中で降り止んだ。

PC4(常陸大宮・山方宿)まで

喜多方600でなじみ深いR294や宇都宮ブルベでよく通る馬頭を通って伴睦(ばんぼく)峠を超え、やはり宇都宮ブルベでよく通る鷲子(とりのこ)へ。峠の後はずっと下り基調かと思っていたらそんなこともなく、眠くなってきた。自分はわりと早い時間帯に眠くなる感じ。案内表示を見て現在位置に自信が持てなくなり手信号無しに停止したら、いつのまにか追いつかれていて後続車がおり、危なかったかもしれない。途中の気温表示板では5℃だったので、雨の日光ではもっと寒かったのかもしれない。わりと最後は急坂で久慈川に降りてPC4のミニストップへ。

PC5(かすみがうら・千代田)まで

だいぶ寒いので店内で食べられるミニストップはありがたい。おにぎりが全滅、パンや弁当で残っているのは一部のみなのは仕方がない。カップ麺とパンをレジに持って行ったら、お湯がなくなり水を補充したばかりとのこと。ここで買い物を変更すればよかったのだけど、適切な判断ができず惰性でカップ麺を購入してしまう。お湯が沸くまでしばらく休憩。ひさしぶりのらっしーさんは、ジーパンが7部丈だった。雨のチェーンで足首のあたりが真っ黒になるので7部丈にしたらしい(途中で切ったのかな?)。

久しぶりのビーフラインは長かった。夜間で先が見渡せないので漕ぐべきか流すべきかの判断がつけられないのが痛いが、先が見えないので気が楽でもある。眠気で足がまわらないので平均速度はかなり落ちていたはず。眠気対策に、時々ピークで停止して30秒目を閉じたり。たまに追いつかれて後ろにつかれるが、夜間走行時は一人がいいので手段を選ばず先に行って頂く。

R50を通らず大回りをするのは、眠たい時間帯に交通量のある国道を避けたのだろう。AJ千葉のルートでは笠間駅を経由するのだが、今回のルートはわざわざアップダウンを通って道祖神峠のアプローチへ。途中でドリンクが無くなったので仕方なく自販機休憩^^; 眠気で意識がとぎれるわけではないが、ダンシング時にやけにふらつく。ガードレールに肩で着地してからは、時々押し歩きをしてみる睡魔がかなり解消。3回ほど押し歩きをして道祖神峠をクリア。

フルーツライン走行中に中型(?)犬が複数放し飼いになっている民家があり、吠え声からこちらに駆けつける気配に変わる。反射的にどなりつけると幸運なことに犬達がフリーズしたので走行継続。犬の放し飼いは困る(危険)。こういうケースだと警察や保健所が動いてくれるのだろうか?

アドレナリンが出たのだろうか、完全に眠気が無くなり、足の回転が完全復活してPC5へ到着。

PC6(常総)まで

走り出してしばらくすると再び眠気が出てくる。手をグーパーしてみたり、指を不規則に動かしているうちに眠気が無くなり、快適に進むが、つくば市の学園通りあたりで再び眠気。今度は手指を動かしても眠気が取れず。左手のマックで複数のブルベライダーが仮眠していた模様。危険を感じて島名十字路近くの神社(公会堂=公民館?)の公園で仮眠。二つあるプラスチック製ベンチは鳥の糞で汚れていたのと、サバイバルシートを持ってきていなかったため、座って仮眠。薄型銀マットは持ってきていたのでそれを膝にかける。15分後走り出すと、眠気はほとんどなくなっていた。前日に十分睡眠を取っていればこの程度でもなんとかなったのだろう。

ゴール(川口)まで

忘れているポイントもあったけど、殆ど覚えている箇所なので問題なく走行。目が覚めれば足も回るし、ダンシングでもふらつかない。眠たい時間帯はガンガン抜かれるが、覚醒時間中だとガンガン抜くといういつものパターン。越谷では逆送自転車を2回回避。越谷で前後したIDIOM0が格好良かった。ゴール地点が道路から直接見えないため少々わかりにくいが、朝の記憶を頼りに9時過ぎにゴール到着。


風呂用の椅子は安い(多分100均で買える)し、洗いやすいし、ブルベで使うのにスマートな方法だということでメモ写真。AJ埼玉ではゴール事務の作業は一人で処理していて、眠くて疲れているはずのスタッフの作業の速さに驚く(自分が遅いだけかも)。色んな方と話し込んでからゴールを後にする。
うちに帰るまでがブルベです

帰路の県道番号等をメモせずに来てしまったので、ちょっと不安になりながらの走行。往路ではT字路突き当たりの箇所も、復路では┤字路左折とかだと、常に案内表示を探しながらの走行で気が抜けない。県内に入ってからは、道幅の狭い道を避けてサイクリングロードに上がってみる。すると降り出したので再び雨具を身につける。やけに寒く、足が回らない、気力も無くなっている感じ。なんかハンガーノック2歩手前っぽい。川口でしっかり補給すべきだった模様。松戸のコンビニで補給休憩して、いろいろ復活してから走行再開。だいぶ消耗して帰宅。外環道沿いの自転車専用(高速)道路があれば楽なんだけどなぁ・・ 総走行距離は480kmぐらいか。

参加者の皆様、お楽しみ様でした。オダックス埼玉のスタッフの皆様、大変お世話になりましたm(__)m

その他

腸脛靱帯炎は再燃しなかったようだが、両膝と左膝横(腸脛靱帯)が固くなり、また右ふくらはぎに痛み。湿布やら風呂後のストレッチやらで対応中・・

サバイバルシートは破れやすく、消耗品なのでまた買い置きしておかないとなぁ・・ 近くの100均ショップで売っていればいいのだけど。

今回の服装:サイクルキャップ(夜間・雨中のみ)、長袖Tシャツ、半袖ジャージ、アームウォーマー、ウィンドベスト、ウィンドブレーカー(夜間)、レーパン、陸上ロングタイツ、靴下×2、靴下の間にビニール袋(雨中)、雨具=撥水パーカー?(ホームセンターで数百円で売っているやつ)、指ぬき自転車用グローブ、ドライバー手袋、軍手(寒かったのでPC4で購入)。日光の雨から続く夜間が寒かったが、これでなんとかなった。より高地だとこれでは服が足りなかったかもしれない。山だと天気予報に関係なく雨が降るので、春先は雨具が無いと体が冷え切って危険な状態になってしまう。簡易タイプでも雨具は持って行ったほうがいい。

犬の放し飼いについて検索しているうちに犬の問題行動の対処の前に必要なことのページを見つけた。飼い主と犬との主従関係がうまくいかないと、近隣からみて迷惑な犬になってしまうという内容が興味深い。

記2011/4/25
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