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2011BRM1009埼玉400kmアタック三保

 

埼玉県入間市〜静岡県清水市三保を往復するブルベに参加して来ました。富士山一周が含まれていたり、平地部分が少なかったり、いわゆる頂上PCがあったりと、「山岳ブルベ」や「スーパーアタック」と名前がついてもおかしくないコースでした。


7時スタートで申込。大雨の音に目が覚めるが、出発するときには止んでいた。ちょっと走ってからの始発輪行だが、この季節はもうレーパンだと寒い。西武池袋線への乗り換えに時間があってトイレに行けて良かった。駅には6:30頃到着したが、コンビニに寄ったりしてちょうどスタートし始めた参加者とすれ違う感じでスタート地点の河川敷の運動公園へ到着。7時5分から10分ぐらい(?)にななすたさんと出発。ロードバイクに乗っているのを見るのは久しぶり。埼玉ブルベはスタートオープン10分前ぐらいから車検後、任意にスタートの形。

8月の走行距離は約2500kmだが、9月の走行距離は約250km。そんなわけで走力が落ちており結構キツイのだが、登りは全部ダンシングで行くスタイル。というか登りはダンシングのほうが楽な気がする。いつのまにかペダルからお尻が離れている感じ。もちろんバテるのでハンドルを引いたりはしないが、やっぱり信号停止ではバテバテ。だから降りは休みのターンにして漕がないことにする。


五日市あたりでおいちゃんさん。ギックリ腰って・・・何年か前の直江津集合のときにはDNFだったはず。お大事にどうぞ。

青梅〜秋川渓谷。

参加者がちょうど木陰に隠れてしまった。

甲武トンネルで山梨県へ。ここからの降りは急で、カーブがきつい所や狭いところが多い。サイクリング部かなんかの若者の集団と複数すれ違う。

国道20号ではウィンカーを点けずに左折する車がいて大声で注意する。

ブルベ中にここを通りかかったら止まらざるをえないw

道志ダム。手前で幅寄せ追い越しをしたトラックが、前方の参加者には不当なクラクションを鳴らしていた。残念ながらナンバーを撮るのを忘れた。

道志道。

メモ:やまゆりセンターの近くには東屋有り。

PC1到着。既に稲刈りの季節。飲み物の補充を少なめにして・・

すぐ近くの道の駅どうしで水を補充。

山伏峠(道志)。登り途中ですれ違ったトレインから声を掛けられた。nanさんやナカさんだったようだ。山伏峠からの降りでは自転車とバイクと車が入り乱れて大渋滞。自転車はブルベ参加者だけではなく、他グループも多数いたが、平野交差点を過ぎてから下ハンダンシングでパス。だからか、その後少しアップダウンのある区間がきつかった。

山中湖。雲で富士山は見えず。水量が多く、湖面が近い。

富士山北側を西へ、平坦〜ゆるい坂なのだが向かい風。今までのアップダウンで足が削れているからか、20km/h以上の速さで進むことができない。他参加者も皆きつそうにしていた。ひばりヶ丘を曲がり樹海の中の道路に差し掛かると、ふつうのパパさんが何でもないところで撮影中。そういえば樹海をまともに見てなかったなぁ・・・

今回3回目ぐらいのチェーン外れ。外側にチェーンが落ちたのは視認できたので、FDをインナー側にして漕ぎながら直そうとしたが復旧できず。降りて確認してみるとクランクに絡まっていた。少々手を油で汚して復旧。チェーン切りは使わずに済む。もし停止せずに強く踏み込んでなおそうとしていたら、FDかチェーンかあるいは両方かが故障していただろう。

そろそろ足が売り切れ&気力も無くなって来た。

樹海。改めて見てみると、溶岩が森になっていて独特の風景。

パパさんの案内で西湖展望台。富士山が見えない天気でも西湖は見えるとか。

やっぱり富士山は見えず。

むさめん。注文は水が配られたタイミングで。残りの2箇所を含め、リュウさん情報。スペシャルメニューは気になるが・・

お好み焼き(卵)

焼きそば(イカ)。疲れて胃腸が弱っているのか、途中からきつくなったが完食。ごちそうさまでした。

PC2上井出を過ぎたら、次PCまで降り基調。向かい風だけど、ここは足を休めるところだからなるべく漕がずに行こうと思っていたらse7enさん・・・はわかるとしてモカさんともう一人の方にビュン!と抜かされる。下ハン押しダンシングでも追いつかないので諦めてマイペースで。先ほど食べた焼きそば等が胃から逆流してくる状況なので、あまり漕がずに進む。

多分、富士川。

県道75号より新東名。

国道52号に入ってからすぐ、建設中の新清水IC。つまり折返しで登ってきたら、これが見えたら県道75号が近いわけで、ミスコースしないように覚えておく。

次のR1に右折するポイントの手前の案内表示には、R1旧道についての記述は無い。R1を辿ろうとするとバイパス(自転車通行禁止)に入ってしまうが、信号名を確認すれば迷うことは無い。


興津駅近くの鯛焼き屋へ。

スタンダードな鯛焼きでした。17時過ぎになると適当に閉店になるらしく、たまたま食べれた模様。復路で立ち寄っていたら間違いなく食べられないところだった。

清水駅の次の陸橋から測道に寄り道し、フルーツタケダへ。前方の参加者も測道を走っていたが、単にミスコースしただけらしい。美味しいと評判の桃ジュースは売り切れており、イチゴジュースを注文。数個のイチゴをジューサーに追加して目の前で作成開始。つぶつぶが入っていておいしゅうございました。


PC3三保到着。すっかり夜なので有名な三保の松原に行く気がしない。ななすたさんが、隣りに350円蕎麦屋があるねと教えてくれたのだが、腹はほぼ満腹なので補給はから揚げ串のみ。

折返しの三保から富士山麓の上井出まではずっと登りで、PC4上井出はいわゆる頂上PC。この区間は一番きついと覚悟していたのだが、追い風でだいぶ楽だった。心配していた国道の交通量も少なかった。他参加者の指摘で富士山の姿が見えることを知るが、うっすらと輪郭がわかる程度なので、きっと撮影してもわからないだろうとスルー。

PC4上井出はおにぎり全滅。パンも残りわずかで、なんとかあんぱん1個を購入。あとは持ち合わせのパンで補給。

時間は22時を過ぎたぐらいのはずだが少し眠い。昨日は昼寝を2回ほどしているのだが、たいして意味が無いようだ。参加者に追いつかれたが抜いてくれないので・・


T字路で国道に左折したところで離脱。夜景モードで撮影。日中は別に大丈夫なのだが、「21時〜朝になって明るくなるまでの時間帯」は自分は一人で走らないとストレスに感じるようだ。楽しくない。今回のように追いつかれた場合はこちらのほうが遅いので、先にいってもらうことが殆ど。

PC5御殿場の前後は眠くなかったが、篭坂峠への登り途中ですっかり眠くなる。抜かれた方との離れ方からするに、かなり速度が落ちていたはず。峠からの降りは非常に寒く、山中湖につきあたった所の公園のトイレに駆け込む。ベンチを探すが冷たいプラスチックベンチしか無い。もっと探すと、木製ベンチが斜面に置かれていたので超薄型銀マット(100均で購入、1mmぐらいの厚さ)を敷いて、サバイバルシートにくるまる。眠りに落ちかけるたびに、ベンチから落ちそうになり目が覚める。斜面から平地にベンチを移動させようとしたが、ベンチ2個と机が繋がっているタイプなので重くて動かせない。斜めの木製ベンチで寝ることを諦め、プラスチックベンチで仮眠を試みるが、今度は冷たくて眠れない。薄手のマットでは防寒効果が足りないのだろう。仕方ないので走り出すと数十m先の歩道に普通の木製ベンチが! 再度サバイバルシートにくるまってみても、プラスチックベンチで腹を冷やしてしまっていたからか眠れない。3時頃に震度2ぐらい?の地震があり、いいかげん出発することにする。詳細不明だが2時間ぐらい横になったと思う。

全く眠れていないのだが、山伏峠〜道志道の降りはほとんど眠くならなかった。今回一番眠たかったのはやはり篭坂峠への登りだった。途中で空腹になったので、予備のパンで補給して最終PCへ。途中で朝霧が出てきたのでペースダウン。

到着した時はまだ暗かったが、MATOさんやゆともさんと話しているうちに明るくなってきた。


道志道終盤の霧。

朝には眠気は全くなくなっていたので、飛ばしまくる・・・がそのうち右アキレス腱が痛くなってくる。そしてガクッと体の力が抜ける。こんなことは今までなかったので不思議だったが、よく考えてみると今回はいつもの2/3〜半分ぐらいしか食べていないので、それで体調が悪くなったのかもしれない。詳細不明。ペースダウンしてからは、自然発生的なトレインの中にいたのだが、お陰で段々回復してきた。周りの表情から精神的余裕が一番多いのは自分のようだったので、途中から先頭へ出る。そしてゴール。クローズの2時間前ぐらいだったか?


美味しい豚汁を頂き、話したり体を拭いたり着替えたり。当初、入間の湯に入ってから古都で栄養補給していくつもりだったのだが、待っているうちに段々すぐに帰りたくなってしまった。疲労しているときの帰巣本能なのだろうか? そんなわけで輪行帰宅し、13時前に帰宅。

参加者の方、お楽しみ様でした。スタッフの方、お世話になりましたm(__)m。

記2011/10/17
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