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2011/8/7〜13 北海道パラダイスウィーク トライアル走行会(1) 札幌-羽幌200km前半

 

AJ北海道主催の北海道バラダイスウィークトライアル走行会に参加してきました。初飛行機(輪行)+初北海道でした。自分用メモでもあるので色々長いです(いつものこと)。


準備〜スタートまで

「飛行機の価格は時価」というのはなんとなく知っていたが、「北海道はお盆前後が一番高い」という知識を知らず往復6万弱のチケットを買ったのはイベントの2週間前ぐらいだったか。帰りは電車(特急+新幹線)でも間に合いそうだが5000円ほど安くなる代わりに乗り換えの手間と7〜8倍ぐらいの時間がかかる。イベント終了翌日が仕事なので、休み時間が欲しく、帰りも飛行機にした。時間があるなら18切符という手もあるんだけどな〜 あと選択肢としては大洗〜苫小牧のフェリーもあるらしい。風情あるブルートレインという手にも惹かれるが、こちらは時間の都合で使えなかった。そもそも転売屋が捕まるぐらい人気なので予約を取るのが大変そう。

就業後直後の出航のため、前々日までに自転車の準備をする必要があり、そんなわけで前々日に一通りのメンテやら荷物の準備やら輪行袋への梱包やら。寝不足。宿の予約は前々日だが、帯広の宿は取れた(それでも安い宿は埋まっていて、けっこうギリギリだったかも)が、羽幌の宿は取れず。お盆前後の北海道は宿の予約も早めにしなければならないようだ。宿を予約する習慣が無い(たどり着けない可能性を考慮し、必要なときは現地についてから予約するスタイル)のでいつも通り直前まで予約しなかったのがまずかった。羽幌には300円でシャワーを浴びられるところ(羽幌サンセットビーチ)もあるようだし、いくつか野宿ポイントを調べて対策とする。色々忙しくて、ルートの予習は前日に実施。

運良く仕事のトラブルもなく、ほぼ定時で職場を後にし、一旦自宅へ。そして輪行袋を担いで最寄り駅へ。けっこう暑く、噴き出す汗をハンドタオルで拭きながら。


東西線葛西駅からリムジンバスで羽田空港へ。品川乗り換えで鉄道で行く方法もあるが、chicorynさん情報だとリムジンバスが楽ということなので今回はこちら。十分間に合ったし、座れたし、乗り換え無しで楽だし、鉄道ルートよりやや費用がかかるものの、こちらのほうが楽なのは間違いない。ここのバスは30分に一本出ているようだ。定刻に来ないので心配したが、6分遅れで無事にバス到着。バス停の客は自分を含めて数人しかおらず快適だが、採算が取れているのか? 自転車は下部のトランクルームへ。扉を開けるのは運転手だが、輪行袋の出し入れをするのは持ち主なのは、以前東京湾バスで輪行したときと同じ。

リムジンバスは大型トラックや普通のバスに比べて車高が高く、見晴らしが良い。迷路のような立体道路?を進み羽田空港へ。

飛行機は一緒に席に持ち込む「機内持ち込み」と別の荷物室に荷物を預ける「手荷物」という概念があるようだ。自転車入り輪行袋は「手荷物」。


チケットはネットで取ったので、手元にあるのは番号二つだけ。まずそれをチケットに変えて(総合案内みたいな所だったっけ?)、次に手荷物受付で自転車を預けて、次に機内持ち込みする品を検査して、内側の部屋へ行く流れ。内側の部屋にも売店があって良かった。

手荷物受付では、燃える物ありませんか?と聞かれゴム糊がそうかもしれないので取り出すと、成分表をチェックされアウト(没収)。ついでに油もアウトで没収。油は「これは大丈夫なの?」と口が滑ってしまったから没収になっただけで、何も言わなければ大丈夫な気がする。ゴム糊は他にも没収された話を聞いたので、こちらはダメかもしれない。なお油は液体タイプはダメだが、スプレータイプは大丈夫らしい。なぜだろう? 実際、帰路にてスプレータイプの油を持ち込んだが大丈夫だった。パッチ修理を計算に入れていたため、手持ちチューブは二つのみ・・・大丈夫か? 雨が降って油をさせずチェーンが切れることを想像。どこかで買おう。


10分前ぐらいから搭乗開始。

新千歳空港ではベルトコンベア上をプラスチックケースに乗って流されてきた。結び方が甘かったか、ヘルメットとハンドルの一部が袋の外に出てしまっている。なおRDは外していない(外す時間が無かった)。トップにしてチェーンを外したあと、ローにしただけ(なるべく内側にしただけ=自転車雑誌の情報より)。以後変速は問題ない・・・わけではなくトップの2枚でキュルキュル音がw 前からだっけ? やっぱりRDを外したほうがいいかも。

前々日に作ったフロントエンド金具というか、ホムセンで買った直径15mmのアルミパイプをパイプカッターで切っただけのもの。

下調べを十分していなかったので、京都のような碁盤の目上の街を迷いながら、時々コンビニで地図を見ながらモエレ健康センターへ。結構肌寒い。交差点の表示方法が違う(4方向で表示が別々、あれは交差点名では無くて、これから進む方向の住所とか通りの名前の気がする)のと目印の道道273号の案内表示が無いので、いつもより疲れた。

1時過ぎぐらいに健康センターに到着したら既に北海道入りしているchicorynさんが玄関に! お出迎えありがとうございましたm(__)m 少し話して自転車を外にとめてからチェックイン。

中は混んでいて、仮眠室からあふれて寝ている方が多数。自分も未使用と思われる毛布を持ってソファーへ。眠れたが、少々睡眠時間が少なめ。

羽幌200km・PC2まで

スタート地点のモエレ沼公園。なんか・・・山がある・・・

キャンプ道具!?(銀マットらしい) こんな重装備は見たことが無い。リアキャリアのステーがエンドから伸びているので、巻き込み防止になっているから、ここに荷物を括り付けられる模様。

ブリーフィング。

6日後(24時間×6という意味で)にここに無事に戻って来ることが出来るのか・・・?

累計1500kmブルベの始まり。ゴール→スタート間とかの移動を含めると1600kmかな?

石狩川。


道路の端を示す標識。雪国だ。

昨晩の札幌とうってかわって暑い。が、そこは北海道。走っていれば涼しい。停止すれば暑いけど、そもそも信号の数が非常に少ないから止まらない。頭はやや熱くなるが、水があれば十分で、氷水は不要なレベル。


前方に見えるhosoya氏を追って二人ほど前へ出たので、自分も前へ。連結。後ろを振り返るのは先頭交代してという合図らしく、そのことがわからず何度か前を疲れされる。

途中コンビニに寄って補給したりして、PC1。新十津川。

誰かが叫ぶ「オダックスジャージがいるぞ!」。引っ越してきたMARIOさんでした。ひまわりを見に行くとか。

暑さ対策の塩分補充のためにカップ麺食べてたら、一緒に来た方達は行っちゃいました。第二集団到着。

北海道の川は護岸されてないのが多く、見ていて飽きない。

ひまわり多数。

単独走行なので写真を撮りながら進む。

このお米は昔よく食べたな〜

左側の家の屋根の形はよく見かけた。


キャンピングの白人夫婦。

ポイント10。手前のランドマーク(案内表示)に気づいてはいたのだが、それでも通り過ぎてしまいそうな分岐。一応自分のキューシートには「サーキットまで行ったら行きすぎ」とかリカバリ手段をメモしていたのでミスコースしても余分に走るだけで大丈夫だけど。



用水路というか水道?

蕎麦畑。途中でタナカ大王をパス。暑さにやられていたのか?

この辺りは全然自販機が無く、反対車線側に一箇所あったのみ。海までずっと無し。場所によっては生暖かい風が吹いたので、35度クラスの気温だったか、あるいはフェーン現象。かなり暑い。自分は暑さに慣れているけど、北海道の方はかなりキツかったことと思う。

北竜トンネル。

恵岱別(えたいべつ)ダムのダム湖。

増毛町。

御料峠。標高320mぐらい?

変わった木。

写真ではわからないが、海が見えている。

久しぶりの日本海。ボトルは空だがPCが近いのでそのまま進む。

PC2(増毛)に着いたが誰もいない。取りあえずパンで補給。暑かったので店員さんに断って、外の水道でボトル補充&水浴び。ガラナは気に入ったので、後日にお土産に買って送った。

つづく

記2011/8/17
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