ブルベはDNFした後が大変。今回は輪行が簡単なロードバイクでは無いし輪行袋も無い。今回は10mmレンチ2本は持ってきてはいたが、再組み付け時用のグリスも無いし、両キャリアーを外すのは非常に面倒なので自走帰宅することにする。ルートも調べていないので、ブルベコースをたどり、PCのコンビニで地図を見てからその先を決めることにする。
走り出すと眠いが、なかなか適当な仮眠場所が見つけられない。仕方が無いので自販機近くで数分間目を閉じたり、歩道に座って仮眠したり(歩道で横になると、通りがかった人に心配されることが多い)。しかし、仮眠が足りなかったようだ。
小一時間仮眠しても、すぐに重く眠くなってしまうときは、いつもよりも体調が悪いか、睡眠不足。そういう場合は大変危険だと、どこかの時点でまず認識する必要がある。茹でガエルになってはいけない。気づけたらあとは無理せず、長時間の仮眠をしたりDNFするだけ。もしくは中部1000kmのK島さんのように、押して歩くか。
今回はブルベ中では無く個人サイクリング中での落車だが、ブルベ中のこういうアクシデント/インシデント情報は公開して共有したほうがいい、というのが自分のスタンス。色々な考え方があるだろうけど。参加者に反面教師として気をつけてもらえらば良い。また、自分のサイトにこんな風に他サイトに公開された事故情報をリンクしているのに、自分の情報は公開しない、というのは公平では無い。
猪苗代PCだった7-11に到着。クローズから5時間遅れ・・・ 唐揚げ棒を食べるのは今回何本目だろう? 地図を立ち読みさせて頂いたが、関東地方の地図が無いので最短ルートが読めない。結局天栄までもブルベルートを辿ることにする。
元天栄PCの7-11には関東地方の地図が置いてあったで、帰りのルートをざっと決定。国道294を辿る。白河市街で案内表示を見失い、ぐるぐる迷ったが、白河駅の地図を見て迷路から脱出。
ほとんど単独走行だったわりに、サイコンが無いことによるミスコースは無かった。これはAJ宇都宮の丁寧で詳しいコマ図のおかげだろう。コースの半分ぐらいは土地勘のある場所だったり、珍しく予習をしっかりしていたこともある。
ただし、距離がわからないのは問題ないが、速度がわからないのは問題があった。30km/h速度制限の道路でも正確な速度がわからないというのもあるが、速度は睡魔の把握に役立つから。眠いときは、意識が切れなくても足に力が入らないので、平地無風で20km/hぐらいまで速度が落ちてしまうことがあるが、これは意外と自覚症状が無い。サイコンの速度を見て初めて気づく場合が多い。
虫食いの後は腫れた。喰われた時には痛みは無かったのだが、だんだん痛くなった。
グリップ取り付け時に左右の角度が違ったため、右手の掌が一回目の白布峠あたりで痛くなり、痺れ出す。途中で直そうとしたが、右側のグリップは2.5mm(か3.5mm)のアーレンキーが必要で、携帯工具では調整できなかった。現在、右手の小指と薬指から掌あたりに痺れが残る状態。キーボードを打つのにも支障が無いし、数ヶ月すれば直るのは経験上わかっているので心配はしていない。
今回はレーパンもインナーパンツも無しだったが尻は大丈夫だった。自分に必要なのは肉(タンパク質)らしい。長時間雨が続くブルベだとわからないが。
今年は去年に比べると走り込みが足りないので、クロスバイクでの宇都宮600kmは無謀だったかもしれない。多少パーツを換装する必要があったり、普段さぼっているメンテをしないと長距離を走れるようにならなかったりするので、クロスバイクでのブルベは準備に時間がかかる。前もって準備しておかないと、仮眠時間が無くなる。来年はどうしようか?
メモ:S富谷┣右→S╋右(左奥シェル石油)でR50