2010BRM1008中部1000kmその4
もどる
PC8(高山)へ
予習不足で富山県の高岡と岐阜県の高山を混同して勝手に混乱していたが、まあとにかくコースを1kmほど外れたところにある健康ランドの北陸健康センターアラピアへ。風呂に入って、着替えてリフレッシュ。仮眠は2回意識を失えたが、ぐっすり眠れたわけでは無い。テレビのある明るい仮眠所で寝たのだが、後になって2段ベッドの仮眠室があることを知ったorz 予習は大事だ。
靴下も含めて全て着替えたのだが、靴は濡れている・・・ 外に出るとやっと雨が止んでいた。24時間程度は雨だったか。少し迷ったが、雨具はまだ着ていくことにする。一通り準備が終わったところで、そうだ電池も交換しようと両尾灯以外の電池を全て交換したので、建物を出てからかなり時間を費やしてしまった。
最初のコンビニに寄ると、bishibashiさんを含む3人もここで停止。うち一人の方が宅急便で荷物を送っているのを見て、自分も慌てて荷造り開始。濡れて重くなった着替えと交換した電池を送る。宅急便用の袋(200円)が無く、紙袋(400円)を使ったので少し高くついてしまう。参加者の方が買ったクラフトテープを頂かなかったら、もっと高くついたところ。クラフトテープは店に寄付したが、荷造り用なら店から貰えば良かった気がする。久しぶりの宅急便手続きに意外と手間取り、すっかり最後尾で出発。直後に工事中通行止めになり迷うが、ここは直進方向で大丈夫だった。
なんとなく前ブレーキの残りシューが少ないかなと思い、予備シューに交換しようとしたら、ネジの径が会わない。軽量化のために予備シューからネジ類を取り外してシュー部分だけを工具袋に入れていたんだっけ? 写真下側が取り外したシューで多分旧ティアグラ、写真上側が予備のシューで多分新ティアグラ。新ティアグラのほうがネジの径が大きい。シューの残り具合からして雨が降らなければ大丈夫そうだが、山間部の途中で雨が降るとヤバそうな感じ。まあ進もう。途中暑くなって、雨具からウィンドブレーカーに着替える。また、道端に座り込み少々仮眠(仮眠時間不明)。
少し高いところから富山市。肉眼だと海が見えた。
ポイント77直後、道なりに進んで違和感を覚えて停止。・・川から離れている。キューシートの補足欄には川沿いとあるし、そういえば予習時のおぼろげな記憶でも、しばらく川沿いだった気がする。引き返すと参加者が正しいルートへ左折するところで、無事ルート復帰。予習不足。
夜になると眠くなるわけで、ポイント81直前にあった左手の公園にてAM2時過ぎに1時間15分ほど仮眠。サバイバルシートを使ったかどうか記憶があいまいだが、多分面倒で使って無くて、すっかり凍える。無風で木製ベンチだと寝始めは寒さを感じないのだが、それは罠だ。
国道41号に入り暫く進むと右手に駅。トイレにて軽量化。こちらのほうが仮眠場所としては良さそうな感じ。
今回のブルベは、なんかペダルが重いな〜と立ち止まっては、ブレーキシューが擦ってないか、スローパンクしてないかチェックしてはいたが、トンネル手前にてついにスローパンク。スローパンクの常で、タイヤ内側に異物は見つけられず。
パンク修理中にずっとトンネル奥から女性(複数)の声が聞こえたが・・まあ気にしない。次のPCは600km以降なので制限時間がゆるくなり、そのことに甘えて色々とのんびりしていたけど、これから続く山岳区間を考えるとヤバいんではないだろうか?と少し不安になる。次PCのクローズタイムは、キューシートを入れ替えないとわからないけど、面倒だから嫌だしw
今回2度目の岐阜県入り。長野のあともう一回入ることになる。
ホワイトアウトして判別不能だが、フクロウ型の街灯。
スノーシェッドが連続しだす。霧が出てきた。
だんだん明るくなってくると、かなり風景がいいところを走っているようだ。写真を撮りながら進む。
薄暗いのでわかりにくいが、川下までかなり高低差がある。
この工場?がかなりカッコ良かった。大分通り過ぎてからの撮影だが、もっと手前で取れば見上げるような写真が撮れたorz
左折して高山方面に向かうと、ご夫婦の参加者の方より、次PCのクローズに間に合うか微妙という情報を得る。それまでダラダラ走っていたのだが、気分的に急ごうという気になりペースアップ。ずっと登りではなく次PCまでは平地部分もあったから3人で協力すればもう少し楽に速く行けたとは思うが、協調性のある性格では無いので、追い越して先を急ぐ。
登り途中のダム。パーキングに自販機があり、飲み物が補充できて助かった。
神原峠(トンネル)に続く道。トンネルを抜け、路面が濡れている降りを急ぐが、途中雲の間から下界が見下ろせる区間があった。道を急ぐので止まったり、引き返したりはしない。
JR高山本線らしい。平地に降りたものの、PCまではゆるい登りが続く。
飛騨高山の朝の風景の良さに撮りながら進む。キューシートを捲ってみると時間的余裕があることがわかったので少しペースダウン。
PCにはクローズ20分前ぐらいだったかに無事到着。やはり常駐していたスタッフの方にブレーキシューのことを話すと、高山駅近くに自転車店があるらしい。PCでは補給後に15分程座って仮眠してから出発。
PC9(伊那)まで
実は予備ブレーキシューが無くても大丈夫かな?と思っていたのだけど高山駅近くにさしかかり急に気が変わった。そうすると自転車店の位置情報について話半分に聞いていたことが悔やまれる(自業自得)。ロータリーをぐるっと回ってみたが見つからないが、ルート上、商店街内の進行方向左側に朝9時だというのに自転車店が開いている。ママチャリ中心MTBや小径車が少しという品揃えでロードバイク用のパーツは無さそうだし、中では朝食を食べているようで呼んでも出てこないので、出発しようとしたら高齢の店主が戻ってきたらしく、シューについて尋ねてみると、店主が棚をごそごそとあさり出す・・・
そんなわけでアルテグラのブレーキシューをGet!(1400円) 何世代前のアルテグラかは不明だが、ティアグラの一体型ブレーキシューとよく似ている。船部分がプラスチック。包装の説明書きはその場で捨ててもらったので、詳細不明。これで安心して進めるし、ブレーキも思う存分かけられるので感謝! 今回のルートについて話したりしてから出発。駅周辺から商店街が途切れるまでは、観光客(歩行者も車も二輪も)が多かった。そういえば古そうな寺の前を通ったっけ? 観光地だね〜(予習不足)
ポイント96、右直進とあるが┣右折。交差点の形状が工事で変わってるなんてことはブルベを走っていれば日常茶飯事。案内表示が手前にある交差点なので問題なし。
今日は晴天か。
いい天気。
キューシート入れ替えおよび、暑くなったので着替え(レーパン+半袖)。キューシート入れ内部の水滴をティッシュで拭き取る。
川沿いの登り。木曾街道はダムやトンネル多数。
右手の公衆トイレにて軽量化。
橋も渡る。
紅葉が混じっていることに気づく。
ススキもちらほら。
秋だね〜 途中、個人商店有りという看板で┫字路を曲がってみたが見つからない。代わりに自販機があったので飲み物を補充。
長峰峠で長野県へ。峠手前も今までのアップダウン同様の斜度が続くので、いつのまにか峠についていたという感じ。。
開田高原はゆるやかな道が続く。
パノラマ風。中央に見えるのは御嶽山。撮影時の前後では山頂は雲で見えなかった。もしかすると山頂は見えきっていないのかもしれない。デジカメの電池表示が空になる。
道は少し狭め、交通量は多少有り。
九蔵峠。
ポイント99の案内表示があったので右折してみると、食堂で行き止まり。近くの地図を見てもしばらくルートがわからなかったが、どうも一つ手前の交差点を曲がってしまったようだ。案内標識には「100m先」とかは書かれていなかった気がするのだが・・
ポイント100後の┫字路左折で橋を渡るところ。隠しポイント。道なり直進だと峠に着かないが、道標があるので問題なく左折して地蔵峠へ。案内表示では木曾街道になっていたが、道標では飛騨街道になっていた。どちらが本当なんだろうか?
地蔵峠展望台。写っているのはEiryさん。少し眠いのでここで座って仮眠しようとするが、人通りが多いので眠れない。先へ。展望台とつくのでここがピークかと思っていたら、まだ登りは続く。
地蔵峠到着。名の通り地蔵有り。
地蔵峠からは長い降りなのだが、段々眠くなる。降りで意識が途切れると死ぬかもしれないので必死に歌いながら進む。バス停のような建物(バス亭表示無し)があったので中で少々仮眠。また走り出すのだが、ずっと降りで漕がないので体が冷え切る。途中に自販機があったのでホットドリンクで暖まる、降る前にウィンドブレーカーを着てはいたのだがタイツも身につける。ミスコースしたかな?と思うようなルートを辿りR19へ。
R19はポールがある区間が大部分を占めた。白線上を走るのだけど、大型車はポールが無くなるまではこちらを追い越せないのは仕方がない。R19後半では500mぐらい大型車の前を走行。自転車が通行する充分な広さの路肩が無ければ、ポールを立てて欲しくない。あと、中央線部分のキャットアイも。
R361のループ橋。
ループ橋を登り終えるとすぐにトンネル。
数個続くトンネルも権兵衛トンネルで最後。ここは降りでスピードが出るのだが、中央線にポールがあったり、路肩がやや狭かったりで気が抜けない。そこそこ交通量も有る。
トンネルを過ぎると長い降りが続く。天竜川の平地が見下ろせるので、減速して1枚。
PCの駐車場にて、スタッフの方が雲が夏の形をしているというのを聞いて撮影。そういえばそんな気がするし、暑い。ずっとPCですれ違ってきたEiryさんと会ったのはここが最後だったかな?
つづく