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2010BRM911青葉スーパー300km後半

 

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PC2(甲府・国母)まで

まずは長い降り。半円の陸橋とか、眼下に広がる盆地&市街とかあるのだけど、時間がおしているし、何より消耗しているので特に停止することもなく通過。


甲府盆地に降ると一気に暑くなる。いい感じで追い抜いていった参加者がいたのだが、ついていく気力が無い。

このR20との交差点も、見逃しそうになったし。R20は市街地に入ると、交通量と信号停止が多くなる。この季節の信号停止は厳しい。日陰も無く、水を頭や首筋にかけるしか無い。身延線の跨線橋でインフレーターが落下し、取りに戻る。気が付いたら体に振り掛け用の水ボトルがお湯ボトルになっていた。それでも気化熱の冷却を期待して掛け続けるしか無いけど。

PC2到着。まずはアイス。次に塩分補給でカップ麺。SSRのお二人は元気そうで、入れ違いに出発。補給が終わって出発しようとしたら足攣り。マッサージして直ってから出発。
PC3(山中湖)まで

信号停止を含めると、総合的にかなり暑い甲府市街。追いついてきたまきさんと暫くつかず離れず走る。二度目のインフレーター落下で、まきさんに拾って頂いたり。頭に水をふりかけながら走るのだが、ふと頭が冷えないことに気づく。いつもは一絞りしかかけないところを、連続して絞っても変わらない。なにかおかしい。木陰で停止して、さらに水をふりかけるが変わらない。そして段々足が回らなくなる。このあたりで熱中症になったことに気付く。キューシートを読み間違えて、まきさんを呼び止めてしまってからは、大幅にペースを落とし、どこかで休憩することを決める。地面は熱かったけど、木陰を見つけて大休止。

自転車を倒したときにインフレーターが落ち、その原因にやっと気付く。固定具のひび割れか。原因に思い当たるふしが無いのだけど。PC3で買った凍ったアクエリアスを首の後ろに当てて横になる。暫く経つと頭全体が冷えてくる。手で触ってみて頭全体が冷えているのが認識できるのだが、頭の芯の感覚は熱いまま。 熱中症にはこういうパターンもあるのか!? 恐ろしい。さてどうするか? 先週の千葉600kmで熱中症のUさんに対するSさんの言葉が頭によみがえる「熱中症です。このまま運動を続けると死にます。」大事をとるならDNFだが、今回はいつでもDNFできる装備がある。なにより鳥坂峠や若彦トンネルを走ってみたい。次に熱中症っぽい症状が出てらひきかえすつもりで、休み休み様子を見ながら、足に力を入れずペダルを回すだけの超スローペースで進むことにする。30分程度休憩したのだろうか、頭の熱さが弱くなってから出発。出発前にはおきまりの足攣り。「熱中症」と「足攣り頻発」には関連があるのかもしれない。[今回自分はこういう判断をして進んだけど、もし自分が熱中症だと気づいたらよく考えて走行を継続するか、DNFするかを決めてください>all 今回は運が良かっただけかもしれないし]

再度日陰を見つけてまた休憩。崖下の日陰と違い、木陰程度では地面が熱くてたいして涼しくはない。日なたより少しマシな程度。でも多分それが命綱。

ぶどう畑。

右手に浅川砂防公園があり、トイレと水道に立ち寄る。時刻は夕方に近く、日が陰ってきたこともありすっかり涼しいのだが、念のために3分間ほど頭&首筋を流水で冷やす。気が付いたら頭の芯の熱さは完全に無くなっていた。

鳥坂峠への直登り。

登坂車線が現れ、なんとなく登れる気がしないので休憩。走り出してみれば、なんとか登れるが、こういう状況ではトリプルクランクが欲しいところ。

ふと下を見ると、吹き出した塩分でレーパンが白くなっていた。これは他の参加者でも結構見かけた。8月は結構自転車に乗ったが、こうはならなかったはず。極端な塩分流出は、体調不良のサインなのかも。

新鳥坂トンネル到着。降りに備えて袖無しウィンドブレーカーを身につけ、残りのパンで補給。鳥坂峠は、体長が万全なら走っていて楽苦しい、いい峠っぽい感じ。

シートステーの尾灯が無くなっていることに気付く。7枚前の写真では付いているようなので、登坂車線前の休憩時に落としたのかな? ちょっと落ち込むが、故障or紛失に備えて尾灯は二つつけているので夜間走行に問題はない。ヘルメットの尾灯も反射ベストもあるわけだし。降りきった交差点でも自販機で飲み物補充。熱中症自覚後の飲み物の消費ペースがかなり激しいが、そろそろ収まってきたか?

意外と登らされてから若彦トンネル到着。

なぜか、お尻がすり切れて痛くなっており、また気力も無いので、河口湖の写真は無し。R137河口湖美術館前交差点は、その先のポイントと勘違いして左折。方位を確認すると北上していておかしい。


右手にあったローソンに立ち寄り、地図で状況を把握し、Uターン。予習不足で道なりで行けると思っていた。

河口湖大橋。この手前の┣字路右折ポイントは迷わずにすんだ。

富士吉田近辺はあいかわらずの渋滞。しかし追い風も手伝い、わりと車の流れに乗って進むことができた。路肩が広くなったらペースを落とす。山中湖は北岸よりも南岸のほうが走りやすい。距離は長くなるが、アップダウンが少なく、路肩が広め。途中の公衆トイレに立ち寄り、多目的トイレの重いドアを後ろ手に閉めたら、肘の辺りからバキバキボキボキという異音と少しの痛みが・・・ どうなってるんだろうこの肘? 自転車に乗る分には全く支障がないのだけど。そして最終PCに到着。ウェーブスタートを考慮すると、なんとかクローズには間に合ったらしい。


最終PCではなんとなくミートソース。ここはいつも混雑している

ここでAJ埼玉のIさんに話しかけられる。・・・ああそうか、先週会っているんだっけ? S会長の名字も思い出せないし、かなり頭の回転が悪くなっている感じ。隣のケルビムジャージ?の女性も顔はどこかで見たことがあるのだが、話しかける気力が無い。ルーチンワークでトイレでお尻にボルダースポーツを塗ったら、熱くて飛び上がる感じ。すっかりすり切れている。そして弱い眠気。降り基調で近いはずのゴールが、今日はずいぶんと遠い感じ。
タイムアウト&ゴールまで

いきなりミスコースしかける。最初の┣字路を右折したが、違和感を感じて戻る。平野交差点はこの二つめの┣字路が正解。熱中症で体力を使って、その結果判断力も低下している感じ。山伏峠までの登りで、どうも尻が痛くてサドルに座れないので、立ち漕ぎで登る。時折、参加者に抜かされるが、ついていけない。山伏峠からの降りで、睡魔が強くなるが、あたりめを噛みつつ睡魔をごまかしながら進む。

道の駅どうしにて仮眠を試みる。ベンチに横になるが寒くて寝れない。偶然に関節が極まってしまったのか、膝が痛くなる始末。仕方ないので出発。降るにつれて大分暖かくなってくる。道ばたや、路地に入った所で横になったり座ったりするが眠れない。停止時に後続の参加者から心配され声をかけて頂くが、余裕が無く答えられない。反省。変電所近くのベンチは木の枝や土埃?で横になれない。そんな感じで眠気をごまかしつつ、ほぼ全て立ち漕ぎで道志道を青山交差点まで。以前の青葉ブルベでPCだったことのある7-11にて仮眠。50分ほど眠れたようで、自然な目覚め。睡魔が消える。

起きたら自転車のミラーが外れていた。嵌められないので、そのまま進むが、ゴールまでの間ずっとミラーの便利さを痛感。立ち漕ぎしたり、座って痛みに耐えたりしながら、ゆっくりと進む。かなりの追い風で交通量も少なくなっていたので、尻さえ大丈夫ならあるいはゴールクローズに間に合ったかもしれない。ゴールクローズを過ぎたあたりで、ブルベカードの連絡先にDNF連絡。

最後のほうで、普通の青葉300参加者と合流してゴールまで。予習が不十分で、2カ所ほどわかりにくいところはこの方の指示で迷わずにすむm( __ __ )m 予習不足。途中SSRジャージの一段とすれ違う。

ゴールのジョナサンではおいちゃんさん、スタッフのKさん&チャーリーさん。ウェットティッシュで体を拭いたり着替えたりした後に、自分だけビールで乾杯^^; 話は尽きず、始発近くまで楽しいひととき。明るくなったあたりで、おいちゃんさんと始発輪行。何度も寝落ちしそうになりながら帰宅。

スタッフの皆様、お世話になりましたm( __ __ )m 参加者の皆様、お疲れ様でした。


レシート1。ボールペンは別会計&レシート無し。

レシート2
記2010/9/25
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