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2009BRM704スーパーアタック奥志賀400kmその4

 

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PC3(富岡)まで

登りが始まり距離を稼げない中、PC2に到着。到着時の貯金は僅か30分。余裕が無いのでSNS書き込みは封印、撮影も封印しようかと思ったが、条件反射的なところがあるのでそれは無理だったw とにかく空腹なので一番大きい弁当(のり弁大盛り)で補給。炭水化物(ごはん)の量が少ないけど大丈夫か心配だったが、まあ大丈夫だった。参加者の出入りが多く、皆時間的に余裕が無さそうで雰囲気は野戦病院。

この後もアップダウンがあるし、パンクしたり仮眠したりするかもしれない。いざとなったら時間外完走すればいいか?と思ったが、よく考えてみたらスタート地点で荷物(輪行袋&着替え)を預けたんだった! PC3でタイムアウトしたとしても、ゴールには10時のクローズまでに帰らなければならないな・・


雨具は完全にボロボロ。雨はほぼ降り止んでいたが、防寒具としても必要なのでコンビニで購入。売っていたのはビニール雨具ではなくナイロン撥水のものだった。コンパクトさでは100均雨具と同じぐらいなので、しばらくはブルベでこれを使ってみるつもり。

補修の跡。

クローズタイム5分後ぐらい?にあきさん到着。残念。だが、他のブルベだったら(もしくはビンディングだったら)時間内に間に合っていたと思う。このブルベがちょっと変・・・おっと誰か来たようだ。

少し横になったあとで出発。クローズ時間をオーバーしてスタートするのは久しぶりな気がする。ブルベ1年目は毎度のことだったので、なんか初心に戻ったみたいw


菅平への登り。コンビニを出てからはずっと登り基調で、斜度はわからない。脚が売り切れたのか、軽いギアが足りないのか、「押し」の参加者を5人ほど抜かす。

途中左側にあった湧水で顔と手を洗う。とても冷たい。時間に余裕があったら頭も洗ったのだが、ヘルメットを脱ぐのが面倒だった。飲み水に使う場合には煮沸するよう注意書きがあった。

登っていると複数の爆音が聞こえてくる。ローリング族/走り屋だ。ここでは5回程遭遇。降りてくる分にはうるさいだけで問題ないが(反対車線にはみ出してはいないので一安心)、危ないのは後ろから来たとき。左カーブの先で後ろから来たときは、左側が側溝&崖だったしいつも通り左端を走るだけ。先頭の1台はいいけど、それに続く3〜4台の車からはこちらを認識しずらい気がするが、実際クラクションも聞こえた。肝を冷やしまくりな自分が半分、疲れてどうでもいい自分が半分。反対車線に大きく避けてもらえたようだが、うち1回はけっこう飛ばしていたし、時折通る車もあり、ちょうどこのとき対向車が来ていたら・・・死人が出てない?(自分含む)


登りが終わり上田市へ。あとは降り。路面が荒いからなのか向かい風なのか20km/h少々の速度で降る。

横沢┫字路を左折してからは県道4号と浅間サンラインのアップダウン。前者のほうが勾配が急できつかった。途中、右側にあった道の駅の自販機で炭酸飲料を補給し、糖分をとり続けたのだが少しずつ眠くなってきた。脚も回らなくなってきた。途中、右側に何カ所か上田市街の素晴らしい夜景を見下ろせるところがあったが、夜景モードで撮影する余裕は無い。眠そうな参加者に声をかけてパスしたりした。


途中、ゴルフ場反対側(進行方向右側)に駐車場があったのでベンチの気配を感じて右折してみるとビンゴ。枕つきのベンチがあったので、サバイバルシートで仮眠。ベンチが無かったとしても睡魔が厳しいので横になるつもりだった。自転車の気配と車の音を聞きながら目を閉じる。なぜか眠れなかったが、しばらくしてから起きてみると大丈夫そう。仮眠時間は不明だが15分ぐらいか? 最近はアラームはほとんど使わない。

左側に自販機があったのでコーラドーピング。ここにもベンチがある。途中iさん達をパスし、無数のアップダウンはようやく終わる。

軽井沢への道はガスっていて視界が悪い。市街地に入った所で、シートステーの尾灯の固定が外れてしまったので、締めなおす。ここらへんは屋根付きのバス停もあるようだ。再度自販機でコーラを補充していると複数の参加者に追い抜かれる。

追いつけたのでしばらく後ろを走る。ここらへんは平らだ。そしてリュウさんが牽きはじめると、集団の速度が一気に速くなる。

全然登った記憶も無く、県境の碓氷峠。ここからの降りのワインディングが路面が荒く、木の枝も落ちていたりして20km/h程度で降る。途中の交互交通のところからはなんとなく最後尾に移動し、50mほど離れてついていったが、途中で眠くなってきたのでそれで良かった。最後尾で離れていれば転んだりふらついたりしても迷惑はかけない(こちらの斜線は車は皆無だった)。

ワインディングを降りきったところで集団が停止していたのを幸い、花壇の端に座り目を閉じる(花は踏んで無いよ)。こういうときは眠れないにしても、短時間でも目を閉じるとけっこう回復するものだ(しないときもあるがw)。集団には先にいってもらうのだが・・・ ふと目を開けるとiさんが「大丈夫ですか?」 いや、眠いだけなんで先に行ってください。というか(俺よりも)ミスコース大王なあなたが集団から離れたらダメっす! iさんが出発してからまた数分ほど目を閉じたあとで走り出す。目を閉じている間はとても気持ち良かった。横になっていたら熟睡していたと思う。

おぎのやの横を通過。しばらく進むと反対車線を登ってくるiさん! 曲がるのはもっと先です、というようなことを言ったと思う。iさんUターンw

あまり急に見えないけど、五料交差点を右折した先の直登り。信号で引っかかったiさんを待つことなく先へ。

前回のおぎのや200とは違うルートで進む。自分より速いiさんが追いついてこないってことは多分またミスコースしてるんだろうな、でもすぐにルート復帰するんだろうなとか思いながら進む(先週宇都宮でさんざん見たw)。間もなくファイナルPCに到着。
ゴール&帰宅まで

PC3もクローズ間近なのに大勢の参加者。おにぎり3個とコーラで補給。晴れ間が見えているので雨具を外す。クローズ時間も過ぎ、パンク等のトラブルがあるかもしれないので、通りがかりの自転車海苔から質問攻めにあっているリュウさん達を見捨てて出発。

休日の午前中なので交通量は少なめ。小山田駅までの長い区間でサイコンが停止していることに気付き一時停止。マグネット確認、サイコン本体を外して水分を拭っても直らず。クランクを回してもケイデンス計測しないので、断線ではなく本体側の問題と原因が切り分けられても直るわけではない。暑くなってきたので少し服を脱いでからスタートしようとするとiさん。先週の宇都宮ブルベのちょうど逆になってしまったw 距離計測がないからiさんに付いていこうとするけど、坂で離れて信号ストップで一人旅へ。ゴールまでは目印(主に案内標識)を見落とさないように気をつるので、緊張して面白い&新鮮。


荒川を渡るながーい橋。写っているとおり、途中から登りになる。

北柏田╋字路。ここは往路では逆2段回右折しようとして、横断歩道がなくてはまった。去年の忘年会ライドの時もそうだった。

越生駅を過ぎて、ゆうぱーくおごせに向かう信号無し┣字路。左カーブの途中なため、見通しが悪く、なかなか二段階右折できない。交通量によっては右折レーンを使ったほうが安全かも。もしかしたらミラーがあるかもしれないが、覚えてない。

約26時間でゴール。今回はミスコースも仮眠もマシントラブルも少なめなのにね。

ゴール風景。みのいちさんがSNSメンバーのお出迎えに来ていた。途中タイムアウトしたあきさん、リュウさんもゴール。カップラーメンとコーラを頂き、人心地つく。

帰宅するみのいちさん。ありがとうございました。

ゴールのクローズが10時、ゆうパークおごせの風呂が始まる時間も10時。しっかり洗ってさっぱりしてから輪行帰宅。ロングシートの中央に座っていると定期的に昏睡と覚醒をくり返して、どちらかの肩によりかかるのが時間の問題だったため、結局立って乗り続けた。


南毛呂駅にて。サイコン故障中。

参加者の皆様、お疲れ様でした。スタッフの方々、お世話になりました(ごちそうさまでした)。またよろしくお願いしますm( __ __ )m

その他

記2008/07/11
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