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BRM530沼津600kmその4

 

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PC6(六郷-山梨県市川三郷町)まで

こんな感じの路面を進むうちに痛み止めが効いてきた。痛みが他人事な感じ、ときどき尻の皮が分厚くなったようにも感じた。が、それはずっと走っている限り。信号ストップやダンシングからサドルに戻ると痛みがある程度復活してしまう。それとは別に脚に力を入れにくい感じ。信号地獄の松本市街を抜ける途中でぱらぱら小雨が降ってきた。

高出の交差点を曲がってから雨が強くなり、進行方向の塩尻峠方面に厚く雲がかかっているのがわかったので、歩道にて雨具を身につける。

登っていると快走するヲレさんにパスされる。ヲレさんとは次PCまでに何度もすれ違うことになる。

塩尻峠。途中で雨が止んだ気がする。ここからの降りは路肩が広いところや狭いところ、カーブの急なところや緩やかなところとあるので、場所によっては追い越されると危ないが、その反対もある感じ。1回、譲るべき所ではないところで白線まで寄っため、ちょっと危ない感じの追い越しをさせてしまったのは失敗。対向車が来る中、大型がブレながら曲がって追い越して行った。20号バイパス入口┣を右折。

諏訪湖。一昨年の座間600では諏訪湖は南岸を通ったっけ。まだ降りは続くが、その後は微妙なアップダウン。

茅野市上原交差点。矢印信号が多くて、初見ではどうなっているのかわかりにくい。変則的な交差点みたい。レーンが3つあり、国道20号直進は中央レーン。左レーンは路面は前矢印が書かれているが左斜め前用みたい。

進行方向に嫌な感じの雲が・・ 次PCまで降られなかったけどね。

一昨年の沼津600にて膝をアイシングした個人商店。痛み止めを買った薬局は見つからず。

前PCから50km以上走って空腹なので、飲み物を確保して補給していると、境川のmasaさん通過。境川のmasaさんとも次PCまで数回すれ違った。雨具等を脱いで出発。諏訪湖〜富士見峠の国道20号は路肩が狭く、交通量が多く(この時間帯ならまだマシだけど)、路面が荒く所々ひび割れているので、そういう意味では急傾斜な峠よりもずっとキツイ。何度もアップダウンをこなすと、比較的緩やかな富士見峠本体の登り。

見覚えのある店だと思ったら富士見峠。一昨年はここで自転車から降りられなくなってリタイア。上着が濡れていて寒いので、もう1枚上着を着てからダウンヒル開始。ここは登り返しが出てくるまでかなり降れる。

円野郵便局前交差点の歩道橋が目印になるなと撮ったら、家に帰ってからツバメに気付いた。巣がたくさんある。

ここからの県道はアップダウンが続いたり道幅が狭くなったりするのであまり好きでは無いが、風景はいい。

平坦な田。棚田もたくさん。

途中トイレに行きたくなってきたところに座間600で熱中症(?)で大休止したローソンがあったので立ち寄る。ついでに飲み物も補給。鰍沢市街は朝方なので交通量が多い。

富士橋。この手前の「富士橋西」十字路はふと上を見上げて信号名に気付けたので、ちょっとミスコースしかけた。

富士川。

駐車禁止の道路標識の左に「黒澤跨道橋」の看板あり。左折。

割石峠は楽と聞いていたのでこれかと思ったけど違った。

割石トンネル。この先を降り、ファイナルPCに到着。

ローソンはたまにふきんを貰えるのが嬉しい。この状況ではなおさらで、顔や手を拭きまくるとあっという間に真っ黒・・・。ヲレさんは先にスタート。境川のmasaさんは一服している中、出発。
沼津へ

走り出すと、痛み止めの効果が弱くなってきたのか、尻が痛い。股ズレもチクチクしてきた。ここを右折して名前不明の峠へ。途中小雨が降ったが、途中で止んだ。なぜか頭が熱くなったが、雨で冷えたのか治まった。

下部トンネル。この先の急な降りを進むと国道300号本栖道に合流。

遠くに見えるのが波高島トンネル。その先の県道9号へ入るのに少々迷った。以前の道を曲がると工事中で行き止まり。引き返して、その先の新道から県道9号に入る。すぐにアップダウンが始まり、こんどは体全体が熱い。ようやく気温の上昇に気づき、停車して着替え。危ない、また熱中症になるところだった。

バッグ等に無理矢理衣類を詰め込む。半袖レーパンになると涼しくて気持ちいい。もっと早く軽装になればよかった。涼しさを感じながら、アップダウンを進んでいくと・・

土砂降り! 崖の木陰に一時退避。3分ほど雨宿りしても晴れないので雨具を身につけようとすると・・

雨具崩壊! 今回は雨具を着たまま仮眠したからなぁ・・ 100均の雨具だからブルベ最中に袖が千切れるのはよくあるけど、両袖+接合部分で3つのパーツに分かれてしまっては、すでに雨具と呼べる代物では無い。次はホームセンターの雨具を買う方向で。なお、下半身用の雨具はホームセンターで買った撥水ナイロンズボンをカットしたものなので、今回は千切れることなく最後まで使えた。仕方ないので降り続く雨の中に突入。

するとすぐに、焼きそばを食べるヲレさんの背中が。食欲無いから焼きそばは無理っす。スルーして隣のデイリーヤマザキに雨具を求めて駆け込む。あれ、なんか品数が少ないぞ? 店員さんに聞くと、「ちょど探してると思った」と、奥から出してくれた。棚がガラガラなのは改装前とかなんだろうか?


雨具を身につけるが、先ほどの崖横でレインシューズカバーだけでも付けてくればよかったと後悔。右足が浸水してしまった。とりあえず全雨具を身につけていると、旅人風の兄ちゃんにどこまで行くのといういつもの質問。「沼津-掛川-松本-沼津です」と用意しておいた答えを回答をすると、反応も予想通り。「雨具を付けると止む」というジンクスを期待したがそんなこともなく出発。5分ほど走ると雨脚が弱くなったが、止むわけでは無い。水たまりが多い道を走る。

静岡県に戻ってきた。小さく見えるのは静岡県芝川町の案内表示。波高島〜富士は大きな山が3つと無数のアップダウンから構成されている感じがした。急坂多め。稲子の┳字路を通りすぎ、暫く進むと再び土砂降り。道の駅先右カーブで路肩が無くなり、白線部分にポールが立っているところがあり、右折手信号を出して回避すると、追い越していったバイクが左手をあげてくれた。

富士川橋を渡るぐらいで雨が止む。今回は歩道で渡る。かなり増水している模様。

尻の痛みと荒れた路面と信号地獄なのは前回の沼津400のときと同じだが、今回はそれに加えて渋滞中に濡れた路面。慎重に進むと案の定サンキュー事故的状況に出くわすが、こちらはすぐに止まれる速度だし、予想してるし、前照灯&ヘッドライト付けっぱなしなので、お互い停止して問題なし。でも停止手信号忘れた(後続車はいなかったけど)。というか無理。急ブレーキ時には片手を離せないので・・・声出しが必要か。難しいね。未来にはブレーキランプが自転車にも装備される時代が来るんだろうか? 延々と続くと思われた信号&渋滞も松並木が始まればそれも終わり。すっかりお尻が痛いので立ち漕ぎを交えながら沼津市街へ。

すると牛丼屋のあたりで前方に参加者が。この小径車はもしかして・・・takeさんでした(初めまして)。前を譲ってもらったので、お尻痛いよー的な後を見せるわけにいかず、それまでとうって変わって下ハン時々ダンシングで進む^^; 道の横断に手間取ったけど、間もなくゴール! 一昨年のDNF時には輪行&タクシーで帰ってきたのを自走で戻って来れたので感無量。いわゆるリベンジ達成。33時間前半というタイムは完全に追い風参考記録。また、トレインに乗ったおかげ。

真のゴールである風呂に入ったり、爽健美茶やコーラやカップラーメンを頂いたり、いろいろと話したり、歯を磨いたり、ボトルを洗ったり、そのまま帰るのはキツそうなので横になったりした。なぜか眠れなかったけど体は休めた。17:00半ぐらいまでいただろうか? その後は鈍行輪行により23:30頃帰宅。三島で新幹線に乗換えるつもりが、立ち上がるのが億劫で乗り続けてしまった^^;(結局熱海で乗換えたので同じ) 普段なら乗換え少なめで済む駅から20分程自走して帰るのだけど、今回はお尻が痛いので最寄り駅まで。すると、乗換えが多くなり、どうしても遅くなってしまう。

AJ神奈川のスタッフの皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした!(+ごちそうさまでした)


ゴール風景。

P.S.一昨年の沼津600にて電柱に衝突してDNFした常連さんもゴールしてたのに気づいたのは帰りの電車の中。話せばよかったなぁ。

記2009/06/07
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