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BRM530沼津600kmその3

 

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PC4(飯田)まで

(猫注意)


中設楽十字路を右折するとすぐに中設楽トンネル。

少し冷えてきたが、登りなので半袖レーパンで問題ない。

太和金(たわがね)トンネル

太和金トンネル通過後、T字路(道なり右折)まで降ってからは平地に近い緩やかな登りで楽。日差しが全然強くないのでそれほど暑くなく、ボトルの片方に入れておいた水の2/3程を捨てて軽量化していると緑色ジャージの方が通り過ぎる。いい目標なので頑張って追ってみたけど、じわじわ離され、ついには見えなくなってしまった。


道の駅・グリーンポート宮嶋周辺の斜度も緩やか。・・・おかしい、記憶の中ではここはもっとキツイ登りなのに。今回は道の駅に立ち寄らずに進む。

貝石橋。

横平大橋。

登りは緩やかでも、山は深い。谷に橋が架けられているので、斜度が抑えられているのだろう。

平らな峠部分らしき所を通過して、少し降ると途中に県境の標識。ダウンヒルに備えて長袖とロングタイツを身につけ、パン等を食べる。新野峠から降りはじめると路面が濡れはじめる。

静岡ブルベではこの先を左折して平谷峠に行くコースがある。今回のように飯田方面に向かう場合には絶対に左折してはいけない。

売木村(平谷峠方面)の分岐を振り返って。ほぼ直角に曲がってはいるけれど、国道と県道の分岐面に破線は無い。状況によっては・・ 気をつけよう。

この辺りから、直前まで大雨が降っているような感じで水が浮いている道路を進む。


道の駅・信州新野千石平の像のカッコイイ構えについ立ち止まってしまった。一昨年の静岡600アルペンルートでは新野峠往復が含まれており、暑い中苦労してここまで登ってきたので懐かしい。だが、この像は全く記憶に無い。回りを見回す余裕がなかったんだろうね。天狗かと思っていたけど、幸法(さいほう)という神様の像みたい。

なにかいるニャ。枠内にギリギリ収まっていてよかった。

登り返しにて。だんだん道が乾いてきた。新野峠からはずっと降りかと思ってたけど、登り返しというかアップダウンが続く。後で地図を見てみたら途中までは川沿いに降るように国道が続いているんだけど、途中から山間部の横っ腹を抜けていくような道になるんだね・・

道右側の自販機にてドリンク補充。

どこかの登り返しにて新野峠で早かった方をパスする。

補給に使えるかな?となんとなく撮ったスーパー。道左側。

道左側にあった公衆電話。一昨年初めて見たときは、もっと暗かったせいか、緑にまぶしく輝く何かが何であるのかわかるまで時間がかかった。そしてそれが公衆電話であるとわかったときに何とも言えない気持ち悪さを感じたが・・今回は全然違和感を感じないので、見たのはこの公衆電話じゃないね。

アップダウンをくり返し、国道の十字路を通過して次PCに到着。

PC5(豊科-安曇野市)まで

ここのPCは写真を取忘れた。先に到着していた参加者が2名いたが、新野峠からの降りで大雨にあったとのことで、あの濡れた路面に納得。後から数人参加者がきてにぎわう中、スタートしていく参加者に「気をつけてー」とか見送るけど、数分後に別の参加者が「今の人左に行かなかった?」俺、「駐車場の中までしか見てないっす」「・・・」まあ、よくあることだし大丈夫っしょ。なんか皆さん一緒に出発する雰囲気で、自分は少し遅れて出発。

高屋交差点でR153のバイパスと合流し、その少し先で3人トレインに追いつく。暫く走ると道路工事で長い区間が片道交互交通。歩道を暫く進むと歩道が斜めに高台へ入っていく。ここで3人の方は引き返して反対車線の歩道へ渡ったけど、自分は方位を覚えてそのまま適当に進み、元の道へ合流し、交差点に出る。反対から先ほどの3人が来たので手を振る。


ここでもまだ片道交互交通が続いており、5分以上は待たされたあとでスタート。成り行きでトレインの先頭になってしまったので下ハンで少し頑張るけど、やっぱり登りがキツイ。暫くして手信号を出して後ろに下がるとトレインが3人に減っている。次の先頭の方が登りをスルスル登っていくと自分らはついて行けずトレインはそこで終了。その後追いついたりもしたけれど・・・ あ、これだ!と反対車線へ吸い寄せられる。

自分が一昨年見たのは反対車線にあった自販機だから、これのような気がするが・・・ でも2つ連なっていたような気もするし、記憶が不確かだ。その後、自販機に寄っていった自分を不審に思っていたのか先ほどの方が待ってていたので、幽霊の出たらしい公衆電話を探してるんですよと説明する。その後は、登りが速い人にはついて行けないので一人旅へ。無性に野菜ジュースが飲みたくなったので途中の自販機に立ち寄ると、雨が降ってきた。小雨でも長く続いて止みそうに無いので、

左側にあったコンビニに立ち寄り、ひさしの下で雨具を身につける。黄色いのはホームセンターで売ってた家具の上に敷く滑り止め用シートで、今回はコレをPC等にて座布団代りに使用。

だんだん眠くなってきたのと、シートポストバッグに付けているほうの尾灯が暗くなってきたので換えの電池が欲しいので、左手にあったスーパーへ立ち寄る。ついでにパンも一個補充。電池を交換してみたら、尾灯を買ったときに付属していたマンガン電池のままだった。すぐ暗くなるのも当たり前だね^^; アルカリ電池に交換。今回のブルベでやっと買えたジンジャーエール(コンビニだとなかなか置いてない)を飲むと少し眠気が収まった。走行継続。

どこかの市街地(駒ヶ根?)で案内表示に従って十字路を右折し、跨線橋を越え、十字路を左折したり、どこかのT字路で左折したりして、小雨から雨に変った国道153を進む。途中で国道を横断する地下道が複数ある丘陵地を通過したときには、ここって仮眠できるのかなとか思ったけど、どうやら仮眠してた方もいたみたい。善知鳥峠まだかなーと思って登るとただの坂でまた降りの繰り返し。だんだんお尻が痛くなってきた。ジンジャーエールにより眠気が抑えられているけど、やはり眠いので危なくなる前に小野駅に退避。雨だと屋根のあるところでないと仮眠ができないので、終電後の駅舎は助かる。

ホームでサバイバルシートにくるまり仮眠。風でサバイバルシートがめくれるのでくるまり方を変え、コンクリート越しの背中と尻が冷たいので残りの衣類を敷いたら冷たさが気にならなくなった。あとは疲労ですーっと意識がなくなる。人の来る気配に起きあがると、入ってきた中年男性はUターンしていった。1時間20分ほど眠ったみたい(携帯のメモによると00:46-02:10)。雨は止んでいた。朝(?)飯、洗顔&歯磨き、ボトルを洗って水を詰める、トイレ、そして帽子とグローブを洗って出発する頃には起きてから30分程経過していた。

駅を出るときに、ちょうど登ってきたMt.Furuさんとバッタリ! 道の駅では冷たくて眠れなかったとか、先に行くけどこちらはお尻がかなりヤバイ。先ほどのトイレのときに確認したけど完全にズル向け状態。善知鳥峠の分水嶺公園を通過して、緩い降り坂になるけど、お尻が痛いので漕いで加速を上乗せできず、重力にまかせてだらだら降る。走行時によくマンホールを避ける人がいるけど、あれってパンクを予防するのではなくて尻痛を予防するためなのかなと思いながら、荒れた路面を進む。何人かの参加者とすれ違いながら、何度も信号で止まりながら進む。途中、ゆっくり走る乗用車がいて、追いついた大型が車間を詰めて、それに怒った乗用車がさらに減速。大型は後ろにピッタリついて離れないのに出くわす。20km/hぐらいだから追いつけるんだけど、怖いので離れたまま進むと、暫くして乗用車が右レーンでやり過ごした後、左折して行った・・ 川沿いの道に入れば間もなく次PCへ到着。


あまり寝てないというU-kiさんが先に到着していた。Mt.Furuさんも間もなく到着。田沢駅で仮眠していくという方もいた。カップヌードルをすすりつつ、いろいろと話しながら大休止。U-kiさんは仮眠していくみたい。

ところで問題は尻の痛み。まともに走れる状態ではない。これが初めての痛みだったのならやせ我慢のしようがあるが、すでにわかっている痛みを我慢するのは無理。どの程度の痛みがするのか、ゴールまで続き回復する見込みが無いとか、それがあと200km逃げられないとか。というわけで痛み止めを飲む。効かなければDNF。進む。

つづく

記2009/06/07
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