木更津の国道16号は陸橋部分が多いのだけど全て自転車通行可。3本目ぐらいの陸橋の合流地点でいきなり左肩に衝撃! 肩がボンッと鳴る。・・・後ろから車にぶつけられたみたい。いざ自分が事故になってみると慌ててしまってダメ。カチコチにこり固まっていた肩の筋肉がミラーをはじき返した(折り畳んだ)感触に笑ってしまい、平謝りする運転手を笑って許してしまった。めんどくさいのと、寒い中警察を待つのが嫌なのと、自分が完全に無傷なのでスルーしてしまったが、後から考えれば警察を呼んだほうが良かった。肩にミラーが当たったのはものすごい偶然で、高さと前後位置が合わなければこちらの車体や体に自動車が直接ぶつかり、はねとばされるか倒されて轢かれるかしていただろうから。ミラーが折りたたまれたおかげでショックが吸収されたというのもあるだろうし。できすぎだが、連日のミスコースで溜まった運をここで大量に使ったのかも。
しばらくは事故について考えながら進んだ。「見えなかったの?」と聞いたときに「いや!見えました・・・」と言っていたがこの「・・・」のニュアンスを考えながら走っていた。その時には見えなかったが、停止した自分の自転車の後ろ姿(=ブルベ装備なので後方からの視認性は良い)を見てつい見えたと答えてしまった、そんな感じにみてとれたのだ。でもさすがに合流ポイントで右車線を見ていないなんてあり得ないな、尾灯は3日間のナイトランで暗くなっているとはいえ、それなりの明るさはある。ヘルメット尾灯の電池は出発前に入れかえたばかりで明るいし、反射ベストも着ている。サドルバッグとビンディングシューズには反射材が使われている部分もある。ハブのアダプターに取付けられたEL-520は地面を照らしていたし・・・
そして突然、ああそうか、見えにくかったんだと思い至る。自転車の尾灯は両方ともシートステーに取付けており、ヘルメットは前傾姿勢時。つまり全ての尾灯は角度的に寝ており、後ろ下方向から合流車線を登ってきた車からは(尾灯に関しては)視認しずらい状況だったのだ(それでも総合的には、全く視認できなかったということは無いと思うけど)。GIANTのスローピングフレームなので特にシートステーは寝ているし。今回のような後方尾灯の取付け方の場合、例えば斜め上から見下ろすダンプからの視認性はいいが、斜め下方向からの視認性が悪いのだ。そうすると尾灯の角度はなるべく地面と垂直になるようにしたほうが良さそうだ(重要課題)。今使っているキャットアイの尾灯は取付け角度の調整が出来ないから、片方をサドルバッグに取付けようかな?
あと、相対速度の問題もある。連日の走行ですっかりへたっていてせいぜい25km/hぐらいだったので、その分相手が視認する時間が稼げなかったように思える。陸橋上の合流地帯を走るときはもっと頑張って走ったほうがいいな。また、合流車線になったら、後方確認&手信号を出して、すぐに合流車線の左端に寄ってしまえばより安全に思える(交通量が少なくて移動できれば)。
その後21時過ぎに帰宅。ブルベはタイムアウトで認定外完走(DNF)、往復自走はフェリーという交通機関を使っているので厳密には自走では無い。・・・というわけで今回は東京湾一周サイクリングを達成!w
レシート1
↑左から3枚目の「丸喜屋」のレシートは国道1号沿いの個人商店ので、箱根2ラウンド目の休憩時のもの。
レシート2