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2008BRM1108千葉400km

 
スタートまで

今回は4回目の千葉ブルベ(「勝手に試走」も加えると6回目)であり、見慣れた風景が多いのと雨天と夜間走行のため写真が少なめ。

前回ブルベからの装備の変更点は・・・ シートポストを初期のものに交換(アルミ→カーボン)、シートポストバッグをサドルバッグに換装、ダウンチューブ下にツール缶を装備。先月の長野プラクティスで日中暑くてシングルボトルでは足りなかったのでダブルボトルにしたのだが、今回は雨or曇りだったのでシングルボトルで充分だった。

天気予報では降雨確率最大50%だったが、家を出る直前になり降り出してしまった。ペットの餌のやり忘れに気付き戻ったりして、ゴタゴタした出発となった。


まずは自走でスタート地点まで。途中、幅寄せダンプと一悶着あり通報したり。

スタート地点に到着すると雨が降り止む。境川のmasaさんnanさん、そして宇都宮1000kmで少しだけ一緒に走った赤miniさんにあいさつ。服が濡れているからか、待っている間やブリーフィング時が寒かった。震えまくりw スタート時に服が足りなかったかもしれない(半袖アンダー+半袖ジャージ+アームウォーマー+雨具、レーパン+ロングタイツ)。「雨具を着る=その分暑くなるから薄着が必要」という思いこみでちょっと着込みが足りなかった。こんなに寒いのにAJ埼玉の常連の方が半袖&レーパンだったのは・・・ありえない・・・w 100均の雨ズボンをカットしたのを家から履いてきたのだが、途中で破けてしまったので外す。去年の青葉300kmにて途中のコンビニで買った雨ズボンは破れなかったので、そういうのを用意しておかないとダメみたいね。

スタート前に銚子センチュリーランのbisibasiさんに話しかけられるが、寒さでまともに話せなかった。失礼しました。検車が済み次第スタート可なようで11時55分頃出発。


カメラを向けたとたん、飛び立つ鳥の群れ。

東京湾
ブルベ本編

スタートするとすぐに雨が降り出す。スタート前まで1時間ぐらい降り止んでたのに・・ 雨具をつけないまま走る方が何人かいたことに驚く。


左にはリカンベントの参加者。

マザー牧場への登りは、今回はなんとか集団についていった。一番後だけどw みんな登りが速いね。


ビューポイントからの眺めは雨だから期待していなかったのだが、なぜかはっきりと富津岬が見えた。

あとでここを登るんだよなーとちょっと憂鬱になりながら、マザー牧場の激坂を降りPC1へ。今回の補給はPCごとにおにぎり3個、途中で薄皮2個ぐらいのペース。今年からマザー牧場(鹿野山)がコースに入ったので、去年までより難易度が上がっているんだろうなぁ。

もみじロード手前にて、やっぱり紅葉はまだまだだね〜と撮影。

もみじロード。今回はPC1でスポーツドリンクを買ってしまったので、志駒湧き水には寄らない。

しいたけ村への登りの手前。このトレインには登りではついていけないが、平地と降りと信号運でじわじわと追いついた。そんなことをPC2まで繰り返す。

旧三芳村のどこか。往路では道の駅にも立ち寄らず、そのままPC2へ。

旧白浜町。うみねこ?は本物ではなくオブジェ。自転車後輪の上、鳥の右側に小さく野島崎灯台が写っている。このあたりで雨が止んだと思うが、また降り出すかもしれないので雨具は着たまま走行。

日が暮れていく中、眠くてだらだら単独走行していたら旧千倉町あたりでbisibasiさんが追いついてきたので、なんとなく前を頑張る。疲れたのと寒いのとで別れて道の駅・鴨川オーシャンパークへ。足湯があるという情報をつかんでいたのだが、案内板には書いてないし、施設が既に閉まっているので尋ねることもできない。下調べ不足だ(どうやら建物の裏=海側にあるらしい)。とりあえず雨具を脱ぎ、持参の服類を全て着込む(アームウォーマー、Tシャツ、ウィンドブレーカを追加)。ふと見ると、レインシューズカバーのつま先は破損により両方ともめくれ上がっていて機能を半分ぐらいしか果たしていない。ボロボロなのでいい加減買い換えないと。


外のベンチで着替えた。風は少々あるがそんなに冷たくは無い。体が濡れていなければそんなに寒くないのに。

ここの道の駅の休憩所は仮眠につかえそうなのでメモ代わりに撮影。中の机と椅子は石製だが、少なくとも雨風はしのげる。

走り出すも、チェーンの異音が気になり、仁右衛門島のあたりで停止しチェーンに注油。先ほどの停止時にやろうと思っていたのだが、すっかり忘れていた。

鴨川から鴨川まではずっとアップダウンの道。鴨川有料道路の登りは前回11km/hだったのに今回13km/hで登れたのは追い風と低気温と自転車軽量化のおかげ。PC3はミニストップだったので暖かい店内で補給できた。


三石山山頂には公衆トイレがあるので顔を手を洗ってリフレッシュするのだが、サドルバッグに入れてあったセイムが真っ黒! バッグの布地を通してブレーキカスや泥が染みたらしい。防水もしてなかったので水分たっぷり含んでるし。セイムは持参のハンドソープで洗ってから使用。

今回の自転車はこんな感じ。サドルバッグ下に付けているのは、休憩時の敷物。

三石山の降りはじめのあたりに、左側の路側帯のような部分に少し段差があり、バランスを崩しそうになる。次回走るときには要注意だな。高滝湖から先はルートを覚えてないのでキューシートとサイコンを見始める。ポイント64の変速4差路右折は優先・非優先でいえば右折、進路的には十字路直進という変な交差点だった。またポイント70は120°×3個で綺麗に分割された三ツ矢サイダーのマークみたいな三叉路だった(正三角形ならぬ正三叉路?)。うぐいすラインに入ってから先を走っている参加者とすれ違いはじめた。


間もなく折り返し地点であるPC3に到着。眠気覚まし用にあたりめを購入。仮眠している方がいるかと思ったがそんなことは無い。みんなどこで仮眠するんだろう?

ポイント80のすぐ後でかなり先のほうの前走者が左側に登っていこうとして、立ち止まる。こちらを向いたのでベルを鳴らす。多分気付いたと思う。

ポイント82から87までは千葉600で走ったコースと同じ。足首を痛めていたあの時はもっと急な坂だと思っていたが、2度目の今回は記憶よりはゆるやかに感じられた。レイクラインの所は唯一、今回初めて通る区間なのでややスピードを落として慎重に進む。


ポイント86の写真をパノラマ風に加工したもの。右側に「高滝神社入口」の小さな道しるべが写っているが、左側の市原ぞうの国の看板のほうが目印にいいかも。

ポイント92の目印:向かって右側にある養老温泉の看板。看板はフラッシュを反射しているだけで、自ら光ってはいなかったように思う。(暗くてわかりづらいので、写真の明度を上げた)

大多喜のあたりは眠気と空腹のピーク。あたりめを食べきり、自販機でふるふるシェイカーとコーラを買い、スタート地点で頂いた飴をなめて凌ぐ。寒さでエネルギーの消費が激しいみたいなので、前PCでもう少しパン等を買っておけばよかった。

眠くて仕方がないので三石山頂上近くのトイレのベンチで仮眠。片面が壁なので風が少し弱まる。先月の長野の夜に比べれば暖かいので、サバイバルシートにくるまれば寒さは問題無い。十数台ロードノイズを聞いた後に起きて出発。眠れたわけでは無いが頭がスッキリした。横になっている間、頭がなにかとりとめの無いことを高速で考えていたみたいだが、起きたら全て忘れていた。風でサバイバルシートがカサカサ音を立てていたのが眠れなかった原因かもしれないが、同条件で熟睡しているブルベもあるので、よくわからない。三石山の林道の降りで2台の車が登ってくるのとすれ違う。ハイビームがやけにまぶしい。

PC5:二度目のミニストップではイートインコーナーの電気が消されていて仮眠にいい感じ。スタッフの交渉によるものなのか、それとも店員が気を利かせたのか? 再度あたりめを買い、20円をウィンドブレーカのポケットにいれて出発。店外へ出るときはかなり寒いが、走りはじめれば問題ない。


ポイント109:フラワーライン入口交差点。

漁港の橋を渡るあたりで、AJ千葉Yさんを含むトレインに抜かされる。頑張って追いついたのはいい気分転換になった。段々夜が明けてくる。パラパラと小雨が降り出すが、かなり少ない雨量。間もなくPC6へ。前PCから降り基調+平地だったためか、初めて途中で何も食べずに次PCへ到達した。なぜか食欲が無いのだが、口にすれば普通に食べられた。

また眠くなってきたので道の駅三芳村の足湯に寄ろうとしたらフタが閉まっていた。道の駅内、先客の横で少し仮眠する。


そうだ、復路には長狭街道の登りがあったんだ。そういえば往路では豪快に降ったっけ。

もみじロード途中のバルコニー的なスペース。ここともう一カ所ある。夏にバイクの方がここで昼寝をしているのを見たことがある。

アップ。

今度は水を補給。最後のPCを過ぎると、あとはマザー牧場の登りだけ。

キツイとわかっているから今回は(精神的には)そうでもなかったけど、千葉300のときは相当にキツかった登り。

直登りを登り切って曲がると・・・

また直登りで、その先を曲がると・・・

また直登りw

ここを越えると・・・

ビューポイント。曇りのわりには見晴らしが良い。ソフトでパノラマ風に合成。左側に観覧車があるのでそれも撮っておけばよかった。肉眼だと写真の3割り増しぐらい見晴らしがよい。数分間ぼんやりと風景に見入る。

ビューポイントからのアップ。左側に東京湾観音、中央に富津岬。(334KB)写真だとわかりにくいが、横浜の地形もハッキリ見えた。

鹿野山からの降りは細い林道なのに車がけっこうな速さで登ってくる。ミラーが無いところもあるのに、対向車が来たら危ない気がする。一方通行なんだろうか? アピールのためヘッドライトも点灯(前照灯1灯は常時点けっぱなし)。


ポイント142。右手にSONY工場が見えたら、その次の信号。君津〜金木橋あたりは一生懸命走ってないからか信号に捕まりまくりだった。ゴール近くの一時停止の多いところで、帰宅途中のnanさんに声援を頂く。速っ! 公園までの直線は、弱い向かい風で済んだ。

ゴール。今回はスタッフが少ないので、レシートの処理はセルフサービスで(レシートを時系列順に重ねてホチキスでブルベカードに留め、時間とサインとメダル欄を記入しH氏に渡す)。いつも食べるのはカレーなので今回はカップヌードルを頂く。ついでに赤飯もw 食事担当(?)のOさん、ごちそうさまでした。
家に帰るまでがブルベです

今回の帰路は向かい風だったのできつかった。疲労とモチベーション低下もあって20〜15km/hぐらいでのろのろと。R16は袖ヶ浦市区間は路肩が広いのでそれでいいのだが、市原市区間は路肩が狭いので内陸方面に逃げる。運河沿いの道を走ったり、行き止まりになったり、信号の多い道を通ったりして、千葉市にはいる前には再びR16に復帰。そのころには脚がやや回復していて多少速度を出せるようになった。・・・ゴールでしっかり食べたのだから当然か。


養老川。向こう側に見えるのがR16。

無事帰宅し、今回の、そして今年の自分のブルベは終了。AJ千葉の皆様、今回は少人数スタッフでの運営お疲れ様でした。参加者の皆様、雨と夜のブルベお疲れ様でした。

記2008/11/13 最終更新2008/11/18
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