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2008BRM802宇都宮600kmその1

スタートまで

夜スタートの600kmブルベということで今回は金〜月の4連休を確保。なぜかスローパンクしていたので修理したり、準備に手間取ったのと、急用の発生により家を出たのは20時過ぎ。スタートに間に合わせるために必然的に新幹線輪行となる。去年の宇都宮600kmでは当日の仮眠はゼロで苦労したので、今回は金曜日に昼寝を試みてみたものの暑くて眠れずに横になっていたのみ。

日光線への乗り換えは少々待たなければならなかったので、宇都宮駅から走ることに。途中のコンビニで雨対策をしていたL'ALさんをパスして森林公園までのアップダウンを進んでいくと・・・


後輪パンク。灯りの有るところまで押しつつ走ってから修理。途中通り過ぎたおいちゃんさんを見送る。パンク位置から原因がリムの穴と判明。バルブ近くにスポークの穴とはまた別に小さな穴があり、これがリムテープがガードしている範囲の外にあるのだ。ちょうどそこが今回のパンク位置と一致。元からここに穴があることは分かっていたのだが気にしていなかった。穴をガムテープで塞ぐ。

修理が終わってみるとタイヤレバーの片方が行方不明。側溝に落ちていたのでグレーチングを持ち上げて回収。

到着してみるとブリーフィングが終わるところ。

キューシートの準備中に自転車をディレイラー側から倒してしまい、ちょっと心配だったが問題なかった。自転車をまたいでから作業すればよかった。スタート時、一瞬GiantのS氏を見かけたような気がする。また、宮城300でのT氏をみかけたので挨拶。わざわざ待って頂き、一緒に後の方でスタート。

折り返しまで

鶴カントリークラブの坂を下りると見慣れたママチャリが走っていたので、少し(1〜2km?)一緒に走る。強力な尾灯がもう1個増えていて、後方からの視認性では史上最強クラスだったようなw いつも忘れているけど、ポイント5からの国道横の歩道は自転車通行可なんだよね。

上平橋、だと思う。単独走行。

6人組に抜かれたのでついていくが、ペースが速いのでPC1の手前十数キロあたり?でちぎれる。いつものことだがPC1は大混雑していて、入口からかなり離れたところへ自転車を置いた。へばなさんを見習って入口から自転車まで走ってみたり。

今回はちょっとへばなさんの真似をしてコンビニでの休憩時間を短くしてみた。折り返しの小野PCで冷やし担々麺を食べた以外では補給は自転車の上で。ヤマザキの薄皮シリーズメインで、ステムのバッグに入れて食べた。


右カーブする橋だけど、どこだっけ?

PC1を出たときは集団の中にいたのだが、自転車上で食べるため遅いのですぐに一人旅。


栃木と福島の県境の山地では霧が発生し、かなり視界が悪くなる。初めのうちは左側を走っていたので分岐が現れるたびに減速していたが、これではまずいとセンタラインを見失わないようにやや中央寄りを走る。途中で県道68号の表示を見つけるまではかなりミスコースが不安だった。国道4号のあたりで自然と集団になり、西郷村の平地部分では楽をさせて頂く。降りが始まってからPC2までは先頭に出てみたり。

PC2を出て少しするとおいちゃんさんに追いつく。母畑湖のあたりまで一緒に走り、いろいろと北海道のことを聞かせて頂く。そして段々夜が明けてくる。ガソリン代高騰の影響もあるかと思うが、このあたりは実に交通量が少ない。先月の宇都宮400で走った県道40号の区間は、夜間走ったからか全く記憶になかった。小野まではけっこうアップダウンがあってキツイ。


石川広域農道への合流地点を撮影。多分ここで合っているはず。

段々と眠くなってきたので、自販機に寄ってコーヒーを飲んだり、頭ごと顔を洗ったりしたので、意識がとぎれるレベルまでにはならずに済んだ。そんなことよりも尻が痛くなってきた。尾てい骨が突き刺さる感じ(特に右)と同時に皮がズル剥け。痛み対策でクロスバイクに付けていたサドルと交換したのがまずかったようだ。

サドル交換後、銚子センチュリーランと筑波山へのサイクリングをしているが、後者では今回と同様に100kmで痛みが出ていたのだが、前者で全く痛みが無く、それ以前にEscapeR3でブルベに使用していたサドルなので100kmで痛みが出たことを軽視してしまった。そしてそれが大失敗だったわけだ。後の祭り。


こまち湖。

PC3ではおいちゃんさんにディクトンのクリームを少しわけて頂き尻に塗ってみる。すると傷に染みまくって熱い&痛いw だが多分これで痛みの拡大を防げたのだと思う。ありがとうございます。また、ここでは仮眠を考えたが、とりあえず眠気醒ましに良いらしい「あたりめ」を試してみるために走り出す。

走り出すと次ポイントの38までで、尻の痛みに心が折れかかる。次PCでDNFかと思いつつ、最後の手段で痛み止め(ロキソニン)を使用。すると、20kmほど過ぎてからじわりと薬が効いてきた。


小野町と田村市滝根の間だと思う 。

つづら折りで写真休憩(振り返って撮影)。

同地点より。

去年の宇都宮で酷道399を通ったときの川内村の風景はまったく記憶になかったが、かなり綺麗だった。尻痛と眠気でやさぐれいていたため写真は無いが、つづら折りの降りで視界が開けるところと川が右カーブするところは絶景だったので写真に撮ればよかった。


割山トンネルまでは直登り。

同地点より振り返って。

そして気持ちのいい降り。25℃と24℃の表示をみかけた(気温の電光掲示板は撮影してみたものの、点滅するタイプなので気温が写っていなかった)。1日目は雲が多く、たまに小雨がパラパラ降り、真夏としては非常に走りやすかった。

途中から道幅が広くなる。

同地点よりダムを振り返って。写真が増えたのは多分痛み止めが効いてきて心の余裕ができたからw 降りでやや眠くなる度にあたりめを噛んでいたら眠気も無くなった。

PC4のローソンは去年の埼玉600時に往復とも立ち寄ったところで懐かしい。そのときはPCではなかったのだが、この区間の数少ないコンビニなのでトイレのために駆け込んだ記憶がある。


そして相馬までのアップダウン。埼玉の600km時の記憶もあったが、やはりここは坂だらけだった。バラ園のところなんかかなりキツイ直登りだし。台地の上?は平坦なんだけど、そこへの上り下りがけっこうあった。途中で長い登りがあり、暑くなってきつかったからか、一人だと思ってつい猫語(俺はラララではなくNyaNyaNyaと歌う)でなぜか賛美歌とかを歌い出してしまった。そこで気配を感じふと振り返ったらちょうど抜かれるところで目が合い「おつかれさまです」「おつかれさまです・・・」 ・・・ ・・・ どうして抜くのをやめるんですか?orz 気まずいので聞かなかったことにして抜いて欲しかったw(けっきょく次PCまでずっと前を走った)

松川浦近くの平坦な道(多分)。結局松川浦は見えなかった。

PC5にて。

同地点より、ここにきた道を振り返って。ちょうど競輪選手or地元のローディが通るところだった。

海だ!

途中の河口にて。

宮城県へ。

ポイント65の目印のぱぴハウスってなんだろう?と思っていたら喫茶店みたい。

ポイント67〜68間で先頭の小径車さんとすれ違う。そして宮城300で走ったルートに合流。懐かしい。亘理大橋の登りは暑かった。


ポイント70後。前PCからこのあたりまで下ハン中心だったのですっかり疲れてしまった。

ポイント71後の松並木。

お尻のディクトンクリームを流してしまっていいものか少し悩んだが、さっぱりできる欲望には勝てない。AJ宇都宮の資料にあった岩沼海浜緑地の100円シャワーに寄ることに。


こんな感じ。お湯が出るのは2分間のみで、あとは水。この季節は水で十分だけど。

受付でコインを買って、それを入れて、元栓あけるのが先だっけ? 火がついたらつまみを戻すんだっけ?・・・ 初回ということで所長さんがやってくれたので手順は全く覚えていない。一応、給湯器横に説明がある。

公営プールによくあるタイプのコインロッカー。なお、タオルと石けん等の貸し出しがあるかは不明。俺は手持ちがあったけど。

駐輪場とシャワーのある建物。建物内にはトイレ・自販機・ソファーがあり一息つける。海水浴時に、弁当持参なら海の家いらずで安くあげられるので、この近辺在住の方がうらやましい。

農道を迂回すると間もなく名取サイクルスポーツセンターへ到着。

PC6兼仮眠所の3階の部屋。冷房が効いていて涼しい。トイレは2階。パイナップルごちそうさまでした。携帯のアラームを1時間半後にセットして横になってみたけど、寝付けないので45分程で休憩を切り上げる。外に出て冷房から離れた瞬間に眠くなったけど、また戻るのも面倒なのでそのまま出発。
記2008/08/04-06 最終更新2008/08/08
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