(いつも通り長文)
ちょっと寒くなって来たので内側にTシャツ1枚重ね着し、アームウォーマーを装着して出発。PC3から次の設楽大橋東まで55.4kmもあるのでGPS無し、予習無しの身としては大変に気楽。最初のうちはけっこう車通りが多かったが夜が深まるにつれて交通量は減っていった。ときどき道路上に気温表示板があり、数値にいまいち自信が無いのだけど、日中は19℃、夜間前半9℃、夜間後半13℃だったと思う(最初はそれが気温を表示しているとわからなかったこともあり、日中気温の数値については特に自信がない)。立ち止まって撮影してメモにかえれば良かったな。
途中でつづら折りの降りがあり、急カーブでは簡単にスピードが乗ってしまうのでしっかりと減速して進む。20以上はつづらを折ったと思う。次ポイント設楽大橋東は橋と名前にあるからそこまでは降りで行けるんだろうなと期待していたら直前までアップダウン有り。
休憩所をあとにすると長い降り。そういえば昼間もそうだった。寒くなってきたので停止し、アームウォーマーをもう1枚追加し、インナー手袋を指ぬきグローブの内側に着ける。ネックウォーマーを持ってくれば良かった。これ以上寒くなったらあとはレインコートしか無い(輪行用の着替えは除く)。今回は400kmブルベであり夜間走行がたっぷり含まれるのに、持ってくる服の枚数が足りなかったと後悔。だが、当日の気温の高さと天候に助けられなんとかなった。千葉ブルベで貰ったブルベカードケースも腹の防寒に少しだけ役立っている気がする。試走報告では2℃のときもあったようで、そこまで寒かったら完走できたかどうか? 服を気兼ねなく詰め込めるようにもう少しバッグの容量が欲しいところ。これ以上暑くなったらダブルボトルにしなければ走れないので、ボトルケージに挿している輪行袋の格納に困る。
PC4を後にして間もなく雨脚が強くなってきて霧雨から本格的な雨になる。閉店後の店の軒下を借りて雨具とシューズカバーを付ける。シューズカバーは多少破けているが、まだまだ使用できる模様。雨=雨雲があるということで、月光が遮られて一気に暗くなる。浜名湖までの小さな峠(売利峠というらしい)の道は広葉樹の葉でトンネルのようになっており、輪をかけて暗くなった。雨も手伝って、道路端の白線と中央線が見えづらい。おケツもだんだん痛くなってきたのでダンシングを増やしてごまかす。
問題の眠気のほうは、最初のうちはなかなかおさまらず、割とふらふら走っていた。車の音(エンジン音&ロードノイズ)がするたびに道路端に寄るような感じ。白線が見えづらいからわざと道路の中央寄りを走っていたというのもある。後ろから車が来ればライトで照らされて白線がはっきり見えるので安心して端に寄れる。しかし暫く走ると眠気は無くなっており、以後ゴールまで眠気は収まったまま走れた。値段通りの効果は有ったようだ。
ポイント60は案内標識に直進、左折ともにR301と表示されていたので、キューシート補足の「バイパスには行かない」が無ければちょっと混乱したと思われる。真夜中なのでR1はガラガラ。
ポイント69は、道が狭いのと、後続車が来ていたため撮らず。ここを右折して高架の下を潜ったらすぐポイント70の┳なので左折。そして次PCまでの長い平地直線は追い風に助けられて軽快に走行♪
エコパ3連坂まではずっと平坦な道のりが続く。追い風基調。ケツが痛いので時々ダンシングを入れたり、ケツを浮かせたりしながら進む。
最後は少しだけラストスパートしてゴール。自分にしてはかなり速いペースで完走できたことに驚く。そして最も速い人の完走時間を知ってもっと驚くw テント内には他の参加者は誰もいない。スタッフも眠そう。ブルベカードとアンケートを記入し、野菜たっぷりのみそ汁を頂く。この写真を撮らなかったのは心残り。ごちそうさまでした。
思ったより早くゴールできたので帰りの自走を一瞬だけ考えたが、ケツが痛くて無理なのでおとなしく輪行で帰ることにする。(俺の知っているR1ルートだと疲労のピーク時に都内を通るのできわめて無謀。距離が伸びるけどフェリールートならあるいは・・)
親水公園内の水道の位置は前日にわかっていたので、セイムを持って行き、顔と頭を水洗いして、上半身を拭き多少はさっぱりした。輪行用にパンツの替えとかもあったのだが、公園内のトイレはちょっと汚いため着替える気にはならず(後で愛野駅のトイレで着替えた)。水は少々冷たかったが、雨雲が暖気を運んできたからか全く寒くなかった。まだ始発は無いのでテントの中で少し仮眠したのち出発。
AJ静岡のスタッフの方、運営お疲れ様でした。予習が少ないままでミスコースも無く完走できたのはキューシート補足欄の説明が必要十分であり、距離等が正確だったお陰です。ありがとうございました。
ちなみに、個人的に一番助かったのはこの4/19&20開催という日程! シフト組むのを間違えて、千葉400に出れなくなってしまったから(まあ基本的には第四土曜が含まれるブルベは無理でシフト作成時に要交渉なのだけど・・)。ちょうどブルベが開催されていて休みが無駄にならずに助かったw 本来なら4月のブルベは宇都宮200のみ出走可能だったのだけど、DNFで不完全燃焼だったし。
テントを出て走り出すとひたすら寒い。明け方で冷え込んだか、それとも仮眠して体が冷えたのか? さっき体を拭いたときに上半身はTシャツ2枚&アームウォーマー1枚になってしまったからね。ケイデンスを上げても状況は変わらず、震えながら愛野駅へ。すると400kmを今まさに完走しようとするブルベライダーと立て続けにすれ違う。おっ! parrmarkさん完走ですね、お疲れ様でした! もう少しゴールにいれば良かったなぁ。
切符を買おうとすると、電車は動いているのに券売機が空いていない。張り紙を見ると6:30まで券売機はやらない場合があるとか、仕方がないので手ぶらで改札を通る。無人駅みたいに乗車証明書発券機を置けばいいのにねぇ。そういえばここは深夜は券売機が閉まっているし、在来線で来ればきs・・・ おっと誰か来たようだ。
輪行袋を担ぐとゴツン・・ ペダルの向きを間違えた。体に接する方のペダルは後ろ側にしないと、ちょうどペダルが脇腹に当たって痛いんだった。やっぱり疲れてるな・・
ところで掛川駅では快速(ホームライナー)が止まるようなので、次は掛川駅の時刻表も調べて来ようと思ったが、日曜のホームライナーは本数が少ないようで残念。参考:えきから時刻表 駅時刻表
小田原を過ぎると徐々に車内が混んできて、茅ヶ崎あたりからすし詰め状態になってきた。既得権(輪行袋壁建てかけ&着席)があるので様子を見ていたのだがひどくなる一方なので大船駅で下車。次からこの時間帯はおとなしく新幹線を使ったほうがいいのだろうか? 総武本線直通の横須賀線に乗り換えようと思ったらなんか強風の影響で遅れているみたい。成田エキスプレスは船橋市には停車しないからスルーしたけど、東京駅で乗り換えればよかったからそのまま乗れば良かった。今度はうってかわってガラガラの電車で船橋市へ。それにしても東海道線の混み具合は一体何だったんだ? 駅窓口で切符が無いことを説明して乗車料金約4000円を支払い、その後14:00頃帰宅。電車の中でも寝たはずなのに、2度寝後ちょっとサイトを更新し、3度寝後酒を買いに行き、4度寝したらもう月曜だった・・